作者歸檔: yuzoo

2016/2/11-12 雪崩対策訓練&上州武尊山(山スキー)

講師:U海さん メンバー:O竹さん、Y松さん、H間さん、I村(記) 会の内部講習会として雪崩対策講習をU海さんにやってもらえるということで、山スキーを志すものとしてはありがたく参加させていただく。今年は雪が少ないと嘆いていたが、水上に着くと前日にかなりの降雪があり、高気圧の下、ピーカンの今シーズン最高の山スキー日和。講習会にするにはもったいない気もするが真っ白な谷川岳を眺められるだけで良しとする。 宝台樹スキー場にほど近い大学の山小屋をベースに講習を行う。小屋の中での雪崩についての座学のあと、ビーコンを使っての捜索訓練。新雪に足を取られながら電波の特性を踏まえて素早く捜索し、プローブ、スコップを使ってダミーのビーコンを掘り出す。埋没者を素早く掘り出す方法や弱層テストなども学ぶ。知らなければいけない知識ではあるが、できれば実践はしたくないもの。 2日目は日が昇る前からU海さん、H間さんとともに武尊山を目指す。しばらくはスノーシューなどの跡があるが直になくなり、くるぶし上のラッセルとなる。まだ前日の雪は腐っておらず、ふかふかのパウダーに期待が膨らむ。5時間弱で避難小屋付近に達し、谷筋にとりつくが、H間さんがGPSを紛失し、U海さんが膝を痛め、ここまでとする。   強烈な日差しに尾根筋の雪はベタベタになり、登り返しと急斜面の下りをどうにかやり過ごす。尾根に出た時の休憩ポイントをさがすとGPS発見。そこからの谷筋は日陰であったこともあり、パウダースノーを楽しむ。転ぶのもまた楽しい。

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2015/9/5-6 魚野川万太郎本谷

参加者:I、Y 9/5(土) 晴れのち曇り 金曜から予定していた山行が中止となり、ポッカリ空いた9月最初の週末、かねてから行きたかった万太郎本谷を持ちかけてみるとYさんが乗ってくる。Yさんとは9月の定例山行の担当同士でもあったので、4日の金曜日に尾瀬の小淵沢の下見を行い、そのまま万太郎に突入するという沢三昧の3日間となった。 土樽駅で過ごした一夜が明けると空は曇天、天気が気になるが車で10分ほどの銅像の広場に車を止め吾策新道に向けて歩き出す。関越道をくぐり呉策新道入り口の駐車スペースを過ぎたところで河原に降りるが早すぎたようだ。スリットが入った巨大な堰堤を3つほどやり過ごす。最後の堰堤はスリットが倒木で埋まっているため、右から巻く。 7:30堰堤を過ぎると万太郎本谷の遡行が始まる。日ごろ行っている奥多摩の沢とは水量、沢幅など段違いのスケールで圧倒される。 雪に磨かれ水に侵食された複雑な造形を持つナメ、緑がかった深く澄んだ釜、広がる広葉樹の森、上越の沢を堪能する。 気がつくと晴れてなかなかの沢日和。 遡行図に載っていない滝が多く、その一つ一つがなかなか手強い。暑ければ泳いで取り付きたいところだが、そこまでの気温ではない。極力水につからないようにへつりから滝に取り付き乗り越えてゆく。関越トンネルの換気塔を過ぎ、15分ほど行くとゴルジュになり、オキドウキョのトロを迎える。水は冷たいがここは右岸から左岸に泳いで渡る。ゴルジュに差し込む日差しが美しい。 オキドウキョのトロを通過し1時間後、もうひとつのトロに。予習不足で泳いで突破すべきか巻くべきか悩むことに。腰まで水につかり探りを入れること3分、いったん戻ると震えが止まらない。Yさんが手前の右壁を登り巻き、それを追うと非常に悪い。たまらずロープをもらい、どうにか乗り越えるがその先も明らかに踏み跡はなく、懸垂で沢に下降する。ここだけで1時間半を費やす。   その後もナメや3~4mの滝が次々と現れ、休憩もロクに取らずに歩き続ける。 13:00 本日のメインイベント一ノ滝20mが現れる。イマイチ乗り気ではなさそうなYさんに触るだけでも、といって右壁に取り付く。4mぐらいにハーケンの残置がありランニングを取るがその上には残置は見当たらない。ハーケンを打ち前に進むが、決ったのは1本目だけ。2箇所で試みるがまったくもって決まらない。ヤバイヤバイと思いながらにじり進む。ぬれているところはぬめり、スタンスには泥がのっている。やっとの思いで潅木にランニングを取ったときには15mのランナウト、寿命を削る。Yさんによると途中に残置があったらしいが、登っているときの自分は視野狭窄状態だったらしい。     14:30二ノ滝は右側から簡単に。巻いたわけではないが登ったわけでもないといったところ。 15:00前に右岸に幕営適地を見つけテントを張る。一息ついていると7人ぐらい男女のパーティが藪を掻き分け下から現れる。今日は他に男2組のパーティを見かけ計3組の入渓のようだ。 時間もあるので焚き火を起こすが、前日まで雨が降っており、薪の量も少なかったため火を維持するのが難しい。だらだら酒を飲んで21:00に就寝。 9/6(日) 曇り→雨 高曇りの朝を迎える。谷川らしい天気だ。今日の目標は土合駅13:50発の電車に乗ることであり、ツメに手間取って11:30までに肩の小屋についていなければ茂倉新道での4時間の下山となる。5:00に起床し、6:00出発。   水はいっそう冷たく、余りぬれないように巻き気味に滝を越していく。   7:00遠めに巨大な滝が見える。一瞬三ノ滝かと思い、あんなの登れるわけないと思う。しかし、実際はその手前で左に別れ、2段の滝となっている。下段はYさんリード。水流沿いではなく、ちょっと離れた右側のルートを軽快なクライミング。フォローで登ると残置の3ピン目(?)の後がちょっといやな感じ。 続いて上段をIがリード。水流左を登ろうとするが下部でホールドを探る。これといったものがなく、ヌメりと冷たい水に戦意を失い、右手のルンゼから潅木帯を巻き上がる。 三ノ滝を過ぎると水量もかなり減り、ようやく普通の沢といった感じになる。そして、源頭部に近づくにつれてヌメりもひどくなっていく。登りの斜度もきつくなり、息が乱れるがYさんは涼しい顔で先を行く。右手右手に沢を分け入り、1600mぐらいで水流が枯れるとヌメりもなくなる。最後は、枯れ沢を詰めていくとかなりはっきりした踏み跡が右手に現れ、笹薮の中に追っていくと急に稜線の一般道に飛び出す。晴れていればすばらしい光景が広がるはずだが、ガスに覆われ展望は無し。   5分ほど歩けば肩の小屋に11:00着。9月の上旬とは思えない冷たい風に吹かれながら沢装備を解除し、天神尾根を進む。今日の核心はこの下りらしく、濡れた木道や岩で転ぶこと3回。恐るべし蛇紋岩。 ロープウェイで下山し、土合から土樽へ電車で移動、車を回収して湯沢の山の湯で3日間の沢旅を締めくくった。

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2015/8/22 川苔谷逆川

8/22(土) 曇り時々晴れ 参加者:I、Y 9月定例山行の下見を兼ねて上越の沢を検討していたところ、Yさんから、Sさんに岩を断られたので同行したいとの申し出。翌月の会山行の下見で構わないならとの前置きだったが、カモシカスポーツのセールに行きたかったこともあり、GWに行った奥多摩の逆川をチョイス。 逆川といえば昨年、Nさん、Y田さん、Wさんが遡行し入渓も下山も懸垂したのに対し、GWに一人で行ったときにはまったく道迷いをしなかったこともあり、ルートミスはあり得ないとタカをくくっての山行であった。 7:30過ぎに川乗林道の入渓点につき、準備。前回、遡行図の他に地形図の準備を説明したので準備状況を確認したところ、Yさんの用意した地形図は、残念ながら逆川付近が圏外であった。地図読みの道は長く険しい。 気を取り直して8:00入渓。踏み跡をたどって川苔谷に降り立ち、左手に遡行すると、ものの数分で右手に逆川を分ける。奥多摩らしく薄暗く苔むした沢だが不思議と癒される感じがする。GWに来たときより水量はやや多目。 すぐに3mと7mの滝。3mは先行して上から肩がらみでロープを出す。7m滝はビレイをしてもらうがホールドも多く不安感はない。Yさんもよどみなく登る。 CSの3m滝をすぎるとちょっとした小滝を織り交ぜながらゴーロ帯に。 逆川は、大きな滝は余りないが淵や釜を持った小滝が多く、へつりからの取り付きなどボルダーチックで楽しい。今回は天気の割りに水もそれほど冷たくなく、落ちてもドボンですむので余りロープは出さず、どんどん水際をアタックしていく。 樋状の滝では突っ張りに挑戦するが、Yさんはどうも怖い様子。突っ張らずについスタンスを探して立とうとしてしまう。 釜を持った2m滝。左手からへつって取り付く。水の中のスタンスと効き方を考えながらホールドを探るのが面白い。水に落ちてもYさんはすぐに取り付きなおす。線が細い割りに打たれ強い。   釜を持った2m滝。左手からへつる。   ゴルジュ帯を抜けて沢は急に開ける。日も出て、谷筋に降り注ぐ日差しが神々しく、しばし見とれる。   中流域も小気味良く登れる小滝が続き、歩いていて楽しい。休憩も取らずに歩き続ける。 狭いゴルジュの3m滝は、水中のスタンスを拾って右からヘツって取り付く。 11:15樋状3段10m ツッパリで。やはり不安そう。 10m滝。ロープを出し、右手を登る。残置のハーケンが2箇所あり、ホールド、スタンスも豊富で気持ちよく登れる。Yさんが登ったところで軽く支点構築とリードでのビレイの説明をする。今回は木の根を使った支点に半マストでビレイ。 12:15 10m滝を登ったところがウスバ林道になり、今回はそこで遡行終了。林道で装備を解除、下山にかかる。すぐ右左というより上下の分岐に当たり、前回はどっちだっけと考えながら水平に近い下の道に入る。振り返るとすべての間違いはこの選択で、おそらく正解は上の道を選んでウスバ乗越へ行くルート。ウスバ乗り越しには道標が立っていて、そのまま踏み跡をたどればウスバ尾根の南側をつづら折りで竜王橋まで1時間ほどのはず。 トラバース気味の林道を地形図とGPSを頼りにウスバ尾根へと進む。なぜか自分自身で地形図にウスバ尾根をまっすぐ降りるように線を引いていたがそれも誤り。微妙な踏み跡に導かれ、ウスバ尾根のザレ気味で不安定な急斜面の杉林を木を頼りに無理やり下降して行く。 標高700m付近、キャニオリングの歓声が聞こえ始め、下にかろうじて林道が見えたところで行き詰まる。ザックに仕舞ったハーネスとロープを取り出し、懸垂下降。15m×3回の懸垂をへて林道に降り立ったときには15時を回っていた。 温泉にも寄らず車を走らせたが、青梅街道の渋滞にはまり、高田馬場についたのは18:35。すでにアウトレット会場は閉まっていたが、本店に行き閉店のアナウンスが流れる中、クライミングシューズを購入。閉店時間をすぎても試着に付き合っていただいた店員さんに感謝。 大宮市場のキッチンほしので夕食、トンカツとエビフライ&メンチでカロリーを補い、逆川とカモシカセールという2つの目標を達成した一日を締めくくった。 何度となくへつりや小滝でのドボンにめげず、すぐに再び取り付くYさんの姿に「ナイスファイト」を贈る。今後の課題は、やはり地図読みであるのはお互い様。もうそろそろ変なうわさが立てられそうなので、次回は他の人も誘うこととしたい。

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2015/8/8 峰谷川坊主谷

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8/8(土) 参加者:I、Y 豆焼沢を計画するも同行者が見つからず、一人沢かなと思っていたところ今シーズン沢デビューしたY女史が同行したいとの申し入れ。豆焼沢に行くのは厳しいので安心していける沢を考え、1ヶ月ほど前に行って良かった坊主谷にエスコート。 5:00に久喜駅で集合し、渋滞前の16号から青梅街道に。最近やたらと車を走らせている奥多摩湖畔から峰谷林道へ。途中の交番で計画書を提出すると、お巡りさんから「前の日に夕立があったので気をつけて」と言葉をかけられる。林道に入ってから15分ほどで坊主谷出合の橋へ。たもとのスペースに車を止め、装備を整える。空は高曇りといった感じでいまいち沢日和ではない。どうせ沢で水に濡れるならカラッと晴れてほしいものだ。 橋のたもとからアプローチゼロで入渓。すぐに堰堤を迎えるので右、左と乗り越える。 入渓してすぐは倒木が多く、荒れた様子を見せる。前日の夕立のせいか、前回来たときより水はやや多い。最初の滝からゴルジュになり連瀑帯が続くはずだが、水にぬれる気にならず、一気に巻く。   右岸崩落地の先の幅広滝から取り付き始める。Yさんも物怖じせずについて来る。さすが、外岩2回目で5.9を軽く登るだけある。   2段の滝は左から取り付き、1段目を超えたところで右に移るが、移るところが水流が厳しい。ロープを出してYさんを確保する。しかし、右に移るところで足を前に出せず、ホールドを探そうと屈んでしまったため、水流をもろにかぶってずぶ濡れに。厳しい沢の洗礼を受ける。   再びゴルジュに入るが登りやすい滝が続く。 中盤の連瀑帯。7・8メートルぐらいの滝が続き左手から巻き気味に登っていく。   メインの大滝は前回取り付けなかったところ。今回はYさんにビレイしてもらい右から取り付くと意外とあっさり登れる。フリーでもいけるぐらい。Yさんも危なげなくついて来る。 小気味良く登れる小滝が続きYさんも楽しそう。良い写真があれば年賀状に使いたいということでサービスで多めに。しかし、どうもここら辺で間違いを犯したらしい・・・ 日の差すわさび田跡地で休憩をとる。 石積みの堰堤を臨むが前回見たのと違う気がする。いやな感じを覚えつつ地図とGPSで確認しながら進む。間違いに気がついたのは1200m付近。GPSで再度確認して広域にしてみると谷筋を完全に誤っている。拡大して見ていていたので、同じ沢地形ということもあり間違いに気づかなかった。 正しいルートに復帰するには高度で250mほど下る必要があるが、時間で考えると登り返し含めて2時間以上のロスとなる。すでに1時30分ほどになっており、踏み跡があることを考えるとこのまま登ってしまうのが下山にもっとも近いと判断し進むこととした。   本来であれば、沢の詰めなしで一般道に上がれるラクチンな沢のはずが、結構な詰めを登るはめに。リアルなカエルホールドに和まされつつ、うっすらとした踏み跡と地図を頼りに詰めていくとザレた急登となる。踏み出すそばから崩れていく足元を潅木を頼りに這い上がり、一般道に出ると鷹巣の避難小屋は5分ほど。 水場で沢装備を解き、浅間尾根を下る。浅間神社の先で尾根沿いに踏み跡を下り、800m付近で右にトラバースするようにいくと、入渓点の橋まで10分ほどの林道に降りる。 実質的にはじめてのリーダー沢であったが、ルートミスの他、ロープでの確保など反省点の多い山行であった。なんといっても最大の教訓は、1ヶ月前に行った沢でも油断していると間違える、ということであろう。また、沢は一人より人といったほうが楽しいということを再認識させられた。 様々な沢の洗礼を受けたYさんだが、沢登りを楽しんでもらえたようである。今後OAC沢部としての活躍を期待したい。

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2015/8/1-2 八ヶ岳赤岳天狗尾根

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日程:8/1(土)~2(日) 参加者:Y(L)、I、D かねてからYさんと岩稜&アルパインのバリエーションルートに行くこうと2泊3日で北アルプス穂高あたりを検討していたところ、最近フリーの上達目覚しいDさんが参加表明。3人ともアルパイン本ちゃんの経験は乏しく、また、急遽仕事の都合で1泊2日でいけるところということでYさん提案の八ヶ岳東面の赤岳天狗尾根に。 7/31(金) 8:30さいたま新都心駅東口で待ち合わせ。案の定1名が遅れる。遅れた理由は家事をしていたからだそうな。残念ながらまったくえらくない。 首都高で通勤渋滞の洗礼を受け、美し森駐車場には着いたときには1時近かった。今月2回目の満月の下テントを張り、一人ビールを飲む(残念ながら他2名は飲めず)。 8/1(土) 3:30起床、朝は行動食とし、4時すぎにテントをたたんで出発する。まだ、暗い中を延々林道歩き。堰堤が見え始めると河原歩きになるが、ところどころの藪でアザミが痛い。2時間余りで出合小屋にたどり着き、赤岳沢に沿って進む。15分ほど歩いたところで赤テープに導かれて尾根へ取り付く。かなり人が歩いているようで、よく踏まれている沢の巻き道といった感じである。 1時間ほどで尾根上の小ピークへ。天気が良すぎて日差しが刺さる。赤岳の下に大天狗、小天狗、カニのハサミを望む。ふたたび樹林帯の中の尾根歩きが続く。   1時間半ぐらいでカニのハサミに到着。なるほどカニのハサミとはよく言ったもの。姿カタチはそっくり。巻くかと思っていたら、Yさんは当然のようにロープを出し登りはじめる。続いて、Dさん、Iと登る。Ⅲ級ないぐらいかな、今日の登攀は楽チンだなとそのときは思っていた。    次は第1岩峰(のはず)。しかし、第一岩峰手前を左手に進んでしまい、登れるところを探していたら潅木にスリングの残置を発見。ネットの記事でⅢ級-くらいな簡単なクライミング(本当の第一岩峰は・・・)ということもあり、安易に取り付く。 しかし、2手目から手が出せず、届くものもグラグラで、つかんだホールドがはがれること2回。妙義の木戸壁を悪くしたらこうなったという感じ。アレアレ状態に陥りながらもどうにか体を上げて、続く残置を見つける。とりあえず進むしかないかなと左手にトラバース。大きく岩面がはがれたあとがあり、次の一手が見つからない。上を見上げるとチムニー、岩は安定しているようだがスタンスが細かい。とてもサイズの合っていないアプローチシューズでは歯が立たないと、セルフビレイをとってクライミングシューズに履き替える。 どうにか突破してDさん、Yさんのビレイをするがやはりてこずっている。Dさんはザックが引っかかりチムニーを超えられないとあとで引き上げることに。たかだか1ピッチで2時間近くを費やした。   時間がないので第2岩峰は登らず、大天狗へ。左側から取り付きあっさり上る。考えるのは2、3手ぐらいでさっきに比べるとぜんぜん簡単。大天狗の上で反対側に移動し、懸垂下降。これにてクライミングは終了。       小天狗は左の脇を巻き、一般道へ。赤岳山頂に行く気はさらさらなく、一路テン場のあるキレット小屋へ。一般道のほうがガレていて歩きにくく、Dさんは靴ズレがつらそう。 ゆっくり小一時間ほどかけキレット小屋へ着いたときには4時過ぎ。テン場はすでに埋まっており、水場側の離れたところに1張りさびしく張る。いつもなら迷わずビールだが、のどが渇きすぎていたのでとりあえずコーラ。そのあとでビールを飲むが一人で飲むのはちょっとさみしい。夕食はYさんの父親譲りの米が炊けるコッフェルで生米を炊いてもらい、皆申し合わせたようにカレーを食べる。雨は夜半に少しだけ降った。 8/2(日)   2日目は下山するだけで、のんびり7時に出発。ツルネに登り返し、昨日歩いた天狗尾根を目に焼き付ける。富士山には噴火したかのような雲が。 ツルネからの下降路は踏み跡とテープがしっかりついており、急下降の割りに楽に歩ける。出合小屋からの長くうんざりする林道をいくと、きれいな唐松の森が広がる。さすがに美し森というだけある。温泉に浸かり、名物のほうとうを食べて、灼熱と稲光の埼玉に帰ったのは9時すぎ。 クライミングはちょっと物足りなかったが、ひさびさの登山らしい登山を楽しめた山行であった。  

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