2019/1/13  戸倉三山周回 アオバトとの出逢い

2019/1/13 Y朗、K子   奥多摩の戸倉三山でハイキングをしました。
報告者K子

今回、人の少ない地味目のコースだからか「アオバト」を見ることができました。
もしかして、皆は普通に見てる鳥なのか?! だったら珍しくもないのにごめんなさい。でも、私たちは初めて見て、少し感動したのでレポートしました。

ヤマバトの話だけだと、すぐ終わってしまうので、このハイキングに至る経緯を少しお話すると。
Y朗はこの3連休、本当は「北岳」に登山に行く予定でした。年末に仙丈ヶ岳に行って、鼻が凍傷になり、Y朗はやむなく北岳は断念。その代わりの山行でした。

Y朗は受傷当初、「大丈夫だよ、鼻先だけだから、北岳は大丈夫だよ!」と北岳に行きたくて行きたくてしょうがない。
K子は行きたい気持ちがわかるのですが、さらに悪化する可能性も考えると、行ってほししくない・・。
「医者に見てもらって、行くか判断して」というK子の指示のもと、医者からも北岳登山は勧められないと言われ、Y朗はやむなく北岳登山を諦めました。

限られた人生、限られた時機を考えると登りたい山に登ってもらい楽しんでもらいたい。
目的に向かい、達成してこそ幸せなら、多少のことはしょうがないのではないか・・。
軽度の凍傷に過ぎないのですが、K子は話をでかく考えたりしました(笑)。
*北岳に同行予定だったH口さん、結果的に山行中止になってしまい、申し訳ありませんでした(Y朗)。

 

北岳が中止になったので、夫婦でハイキングに行こうということになりました。
K子は、いつもなら楽ちんな山を選ぶのですが、今回は、少しでも長く歩きたいであろうY朗のために、ロングコースを選びました。
そんなこんなで山の眺望とかは考慮せず、ロングコースであること、凍傷がさらに悪化しない低山であることを目的に戸倉三山所要8時間の非常に地味なコースを歩くことにしました。

戸倉三山へは五日市の「広徳寺」の駐車場に車を置き、7時半スタート。
今熊山~戸倉三山(刈寄山は往復50分かかるので行かず、市道山、臼杵山)、そして城山を経て、広徳寺に16時15分に戻りました。出会ったのは4組ぐらいでした。

今熊山頂上にある今熊神社本殿

 

 

 

 

 

あきるの市エリアは大抵のピークに『まき道』がついてて楽勝!とこの時は思っていたが・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八王子市エリアに入ってからは、まき道がなくなり、大小ピークをほぼすべて登り下りしなければならず、本当に本当に疲れました。なお、ここは、通称「ハセツネ」というトレランの有名なコースにもなっているらしいです。

そんななか、山のなかに鳩がいるのを発見。
あれ、でもこの鳩、緑色してる。しかもとてもきれい。

1羽目のアオバト

 

 

 

 

 

 

 

最初は、誰かに色を塗られたかわいそうな鳩が人間を避けるべく山の中に住んでるのね
と思っていました。だから、私たちが近づくと、飛べないのですが、逃げていく。
雷鳥を見つけた時の感じです。

そして歩いていると、前を進むY朗から、もう一羽飛んできたとの声。
アオバトはすぐ前に飛び降りて、道を案内するようでした。

2羽目のアオバト

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは本当にアオバトなのでしょうか? 違ってたらすみません。
違っていても、初めてみたきれいな鳥で、私たちの心がほっこりと幸せな気持ちになりました。

 

 

 

ここはゆるいピークでしたが、この先、何個も何個もピークを登り下りする。

 

 

 

 

市道山頂上11時30分到着
ほぼ中間点ですが、既にへろへろ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

臼杵山を経て、展望が開けた場所が現われる。

 

 

K子しんどくて、なかなか前に足が出ない。

 

 

 

 

 

 

 

最後の山「城山」より
五日市の街を見下ろして

 

 

 

 

 

 

 

 

城山からの下りは急で、かつ、広徳寺までの道のりも遠く、K子は本当にしんどい山行でした。

 

 

 

 

でも、今回、夫婦ともども、ここを選んでよかったと思いました。
そう思わせてくれたのは、アオバトさんのおかげかも。
童話「青い鳥」の話ではないですが、アオバトさんと思ったのは、ただの鳩で青い鳥に変わったのかもしれません。
北岳だの、もっとすごい山に登れた達成感たるや半端ないことも想像できますが、
どんな山であろうが、歩けているということ自体が幸福なのだろうと、そんなことをアオバトさんは気付かせてくれたのかもしれませんね。
無理やり童話とこじつけていますが!!!

おわり

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