2014/3/8-9 純白の八ヶ岳

メンバー:田中(L)、中川(SL)、藤森、野田、釜沢(レポ)

昨年9月に訪れた八ヶ岳に、ちょうど半年ぶりに帰ってきました!                                                  前回は夏の日差しが消え残る初秋でしたが、今回は完全に雪山。                                                スタッドレス装着の中川号&釜沢号に分乗し、5:00amに川越を出発 ⇒ 一路美濃戸口へ。

正面から左へと南アルプスを一望しながら、諏訪南インターまでは渋滞もなく順調だったのですが。。。 釜沢のパジェロJrのカーナビが路頭に迷い、美濃戸山荘を示す先は、田んぼの中の民家???
渡るはずのない橋を渡り、Uターン+ぐるりと周ってなんとか美濃戸口までの標識を発見!          とんだ時間の無駄使いでした。。


駐車場に車を停め、身支度を整えて出発。
この時期は美濃戸までマイカーで行けないのかと思っていたら、後ろから車が、、、
!?なぁーんだぁ~!行けるじゃん。美濃戸までせめてメンバー5人分の荷物だけでもパジェロで運べばよかったと、後悔するのでした。。


ちょっと休憩~
前回同様、天気も快晴で、日差しが温かいです。


青空の下、横岳をバックに談志師匠、北斗晶、G&Bのみなさま♪


もうすぐ赤岳鉱泉。けっこう登山者が多いですね。。
14Kgのザックを背負って約3時間登ると、さすがに肩と首が痛いです(泣)

  爽・快・感!


賑やかなテント場の様子です。中央が明日目指す赤岳。
山頂まで雪で真白で、“白い赤岳”って、ど~なのよ?と。。。

さてこれからが大仕事。片栗粉のような雪を踏み固め、土木作業のごとく土嚢10個に雪を詰め、テントの設営です ⇒ 約1時間後、2個テンの設営完了っ!


左に赤岳・右が阿弥陀岳。
赤岳鉱泉で冷たいビールと白ワインを購入し、先ずは乾杯!!!
くぅ~!旨い!ここまで来て良かった~。。。って、まだまだメインはこれからです。


すっかり温まったところでテントに戻り、待望の夕食の支度。
なんと!T中さん&N川さん中睦まじくデザートの製作(ぶつぶつ文句を言いながらもお顔は楽しそう♪)


メインディッシュは野田さんお勧めのモツ鍋~
たっぷりのねぎとニラでとても美味しく、体もぽかぽか温まり、最後はごはんを入れて雑炊に♪
藤森さん:カマンベールチーズ焼くと旨めぇ~んだよ!
一同  :じゃ、焼いてみよう!
ということで、缶詰のカマンベール(常温保存できる物があるんです)を切ってお箸に差し、バーナーで炙ったところ、本当に旨い!初めての食感でした。また何処かでやってみよ~っと。。


外で冷やしたチーズケーキが完成♪こんな微笑ましい光景が見られるとは、夢にも思いませんでした P(^ ^;)
その他、乾き物の数々とお酒で温まり、藤森さん&釜沢は、中川さんにふくらはぎをモミモミされ、楽しい話(ここではとても書けません(汗))で盛り上がった夜も更け。。。

20:30くらいかな?解散・就寝。
奮発したー25℃まで対応のシュラフは暖かく、ダイソーで見つけたエア枕(これお薦め!)も快適で、テント泊(2回目)史上最高に快適な眠りにつき。。。zzz。。。

<2日目>
4:00am起床。
シュラフの中は快適なのに、カバーとの間に霜がたくさん。それをパサパサと払い、片づけて朝食タ~イム。
6:40am身支度を整えて、赤岳へ出発 ⇒ 行者小屋を経て地蔵尾根から登ります。


本日も快晴♪

  行き倒れの中年男性①
  行き倒れの中年男性②
まだまだ余裕の樹林帯では、おじさん約2名が雪に埋もれて大喜びです(- _-;)


威風堂々の阿弥陀岳。
阿弥陀=極楽浄土から現生の人々を救う無限の光。私個人的には無宗教ですが、ここに来るとなぜか宗教に心ひかれるひと時でした。。。


真っ白な赤岳。
斜面もだんだんと急になり、梯子はすっかり雪の下。
僅かに雪上に出ている鎖を頼りに、ゆっくりと地蔵尾根を登り、もうすぐ地蔵の頭です!


絶妙の時間帯。逆光に浮かぶ田中さん。


尾根に出ると風が強く、ピークまで行けるかどうかは運次第。。。
と思いきや、歩き出すと風も弱まり、絶好の雪山日和に♪足元のトレースと、目の前のピークを交互に見ては、ちょっと近づいた!を何度も繰り返しながら。


赤岳山頂!
とうとう来ちゃいました。ちょうど半年前に来た時は、またこんなにすぐ来れるとは思ってもみなく、写真を撮るのも忘れ、ただただ周りを眺めるのみ。


下りは文三郎尾根経由で。
山頂直下の岩場を慎重に下ります。ミレーのツアー?客が十数名ザイルにつながれて登ってきたので、挨拶しながらすれ違い。。


右から、横岳~硫黄岳~天狗岳~縞枯山~北横岳~蓼科山を一望に!
(ちゃんと合ってるかなぁ~。。。?)


青と白のコントラスト。
人と風景が一体になるって、こんな感じなんですかね♪


行者小屋のテント場まで戻ってきました。
おつまみの貝柱が凍って、カリッカリのポリッポリになってました(笑)。でも美味しかった♪
予想以上に喉も乾いていて、テルモスの何の味もない微温湯(“ぬるまゆ“って、こういう字書くんですね)が、美味しい~山に入ると発見がたくさんあって、おもしろい!

予定通り赤岳鉱泉のテント場に戻り、テント&荷物を撤収して、長~い美濃戸口までの道を下ります。


さよなら赤岳鉱泉。。。
また帰ってくるよ~!

それにしても、下っても下っても美濃戸口は遠く、こんな長かったっけ?と、ため息をつきながらなんとかパジェロJrまでたどり着き、装備を外して身軽になって、またまた来ました!もみの湯♨

2日間の汗を流し、日焼け止めも洗い流してキレイさっぱりしたところで。。。髪を乾かし、鏡に向かってまた顔に日焼け止めを塗るという失態を果たし。。。もう夕方なのに(泣)

食堂に集合すると、野田さんが(ここの名物?)美味しいシュウマイと、ちまきを買ってきてくれ、まずは腹ごしらえ。そしてメイン登場!たいして美味くないのに、なぜか美味しく感じる魔法のカレー&冷やし蕎麦などをいただき、帰路につくのでした。。。

<反省>
・写真を沢山撮るぞ!と思っていたのに、撮ったのは最初だけで、結局野田さんに頼る結果
となったこと。
・山にヒートテックはNG!
・1週間前に購入した65Lのザックが前日までに届かず、元々持っていた55Lを使う事となり、
共同装備を少ししか持てなかったこと。
・ヘッドライトの予備電池を間違えて持ってきたこと(正:単3 / 誤:単4)  などなど。。。

<あとがき>
今回は、冬合宿の西穂独標に続き2回目の雪山でしたが、田中さん・中川さん・藤森さんのベテラン3名&同期なのに頼りになる野田さんにお世話になり、とっても楽しい山行となりました!まだまだ学ぶこと&発見がたくさんあり、山って本当に楽しい♪

これから徐々に難易度を上げて、早く自立できるようがんばりたいと思います。

 

 

 

 

 

 

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