2014/7/6 安達太良山 五百川支流 石筵川

メンバー:O田L K保

7:40母成グリーンライン銚子ヶ滝駐車場8:05→8:45銚子ヶ滝8:50→9:05入渓ポイント遡行開始9:10→10:35二段20m滝(15m?)10:45→7m滝11:15→12m3段11:45→8m滝12:10→二俣13:00→13:40藪漕ぎ開始→14:15稜線登山道14:30→16:50入渓ポイント→17:30駐車場

駐車場に8時前に到着して、9時までに出発すれば余裕かなと地形図に目を通すと、長い………….奥多摩や丹沢の感覚が抜けていなくて遡行時間と下山時間のチェックを忘れていました(汗)地形図で確認した長さから大体8時間前後かなと当たりを付けてスマホでググると、ソロの早い人で6時間、遅いと10時間オーバー、遅出して泊まりの人も居るが大体8.9時間なので9時までに入渓できれば遅くとも18時前には戻ってこれるだろうと装備チェックもソコソコに出発!最近フリーばかりだったので、ザックを背負っての歩きは思いの外息が切れた(トホホホ

時間が無いのに何故か銚子ヶ滝を見物しつつ何とか9時過ぎに入渓する。遡行開始直後は約一時間のゴーロ歩きと小さい滝があるだけでザイルが必要な二段20mは、その後との事だったので時間も無い事だし、兎に角テクテクとひたすら歩きまくるのだが茶色い水苔が結構嫌らしくて、ナカナカ歩行スピードを上げる事が出来ない、しかし水が綺麗なのでテンションは上がっていく!

青いっす

何の気無しに右岸側に誘い込まれると右手にソコソコの高さの滝が見える!時計を見ると一時間が経過していたあぁ〜あれが二段20mかぁぁ、折角ザイル持って来たけど、このまま上に行ったら使わないぞ(・_・;どうする?戻って登るか?と自問自答してみましたがメンドイので通過(笑)しかし10分ほど歩くと上流からドウドウと滝の音がする。近付いてみると前日迄の雨の影響か?何時も水量豊富らしいが更に豊富な2段20mが出てくる。取り敢えずザイルを出して右壁に取り付くが、シャワーになら無い筈が飛沫で濡れる濡れる遡行記録を読むとフリーで突破からザックを下ろして空身で突破まで各種色々だったので念の為ザイル出しましたが、上部で左側からの出っ張りが鬱陶しいけどスタンスは在るので身体を岩から離して踏ん張れば後は手を適当に拾うだけなので、クラック経験者とかならザイルは不要かもしれません。フォローのK保さんもサクサク登ってくる。残置はハーケン二枚にお手製テープスリング一個です。残置ハーケンは結構効いてましたが下向きです。

2段20m

 

 

 

 

 

 

その後は適当にサクサク滝を登って綺麗なナメと釜に感嘆しつつ上流へと遡行する。広葉樹だからか木が覆いかぶさっているが、陽の光を通すので沢全体は明るく、苔が綺麗で屋久島を思い出していた。ふと周りを注意して見ると、両サイド迄の幅が広いので気にはならなかったが両サイドは結構切り立った岩壁だ。何か有っても登り切るか降りるか、どちらかしかないです。

釜入ったらメッチャ冷たかったです。

ナメナメ~

そうこうしてるウチに遡行終了点の二俣へ高度計と地形図に遡行図で確認した後、GPSで現在地を確認して間違いの無い事を更に確認して、ツメへの突入の為にコンパスで方向セットしたらGPSは格納して支沢に突入〜!忠実に支沢沿いに行けば徐々に枯れて30分後くらいには自然と藪コギになりますが、途中2本くらいコンパスの方向への支沢や枯れ沢が入り込んできます。ただ先を確認していけば問題無いです。久々の藪コギ30分はハードでした最後は笹でなく木を避けて登山道へ復帰、装備を解いて靴を履き替えてと思ったら、装備チェックが甘く靴下を忘れたので、面倒臭いしフェルトは自分で張り替えてみる予定だったので、沢靴で下山するも、やっぱりフェルトは泥に弱いですねぇお尻が痛かった和尚山へ登り返して下山する時に遡行した石筵川が緑の谷になって見えていて結構長いね~!と言いつつ良く歩けるもんだと互いに感心しつつ駐車場へ。長い下山と登り返しで汗だくなので、磐梯熱海のかんぽの宿に行きお風呂に入ってから、あたみ食堂で焼肉定食を食べて帰路に着きました。

今回は沢遡行中もですが、登山道に出ても誰も居なくて思わずK保さんに熊鈴だしてもらうくらい静かな山行でした。

 

 

 

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