2014/9/23 表丹沢 水無川 モミソ沢

メンバー:S田(隊長) N田(軍曹) I村(静かなる戦士) W辺(青っ尻)

9:20 モミソ沢入渓  10:35 8m大滝  12:25 下山開始  13:15 入渓点着~         懸垂岩でトレーニング  15:30 下山

久し振りにS隊長率いる沢軍団。新茅橋手前のわずかなスペースに駐車し、アプローチ3分でモミソ沢に入渓する。懸垂岩左の狭いゴルジュ入り口がモミソ沢の出合。洞窟探検のような遡行が始まる。↓モミソ沢の入り口

 

わずかな水流か、完全に涸れた狭いゴルジュが続く。全体的に岩は脆く、ホールドにするには慎重を要する。S隊長の「慎重・安全」な歩みに続く。(会話は常に危険である)

 

狭い廊下の底を進む。直角に沢が曲がる所もあり、先の見えないわくわく感。大滝までは2m~3mの小さな滝(や涸れ棚)ばかりで直登可能だが、垂直に立っているものが多い。

 

3段8m滝の3段目は、右に取り付いたが、青っ尻には「落ちる」というイメージを抱かせる細かく乏しいホールドだったため、確保していただいて登る。写真はその滝の左壁。登りやすいのは多分こちら。

 

静かなる戦士は、狭い谷に充満する邪悪な空気に耐えながらナイスクライミングを繰り出す。

 

3mチムニー。岩に挟まれている感じがなんだか心地よい。難なく登れる。

 

S隊長が一緒だといつもの8倍元気な軍曹。「あはーー」と奇声を発しポージング。         崩れやすい3m滝、倒木も利用して上がる。

 

8m大滝(Ⅳ)。先行者2名。ルートを見ながら待機。右壁から取り付き、中央を上がり、トラバースして右に戻り落ち口へ、がセオリーのようだが、我が隊は中央→左へルートを取る。隊長がカムで追加ランナーを取る。落ち口への最後の一手がホールド乏しく、悪い。                    一度全員登った後、静かなる戦士と青っ尻は懸垂下降し、青っ尻のリード訓練。上部からの補助確保なしでリードをするのは沢では初めて。                                落ち口では、「怖いよ怖いよー、ホールドないよー、前にロープがないよーー」と軍曹がにやにやしながら応援してくれる。「怖くない、怖くない、落ちないもん」と声に出して軍曹の応援に負けないよう自身を鼓舞しながらリードする。その後、半マストで静戦士(略)を確保。              3か月前よりはいくらか青い範囲が小さくなったんじゃないかと自らの尻を振り返ってみる。

 

練習で大いに時間をもらった後…「この先は平凡、かあ。下るか。」ということになり、大滝上からいきなり下山ルート探し。地形図とGPSを読み、尾根と谷を一つ越え右岸尾根に出る。分かりやすい尾根で、踏み跡もある。

 

尾根が終わる所で左に懸垂で降りると、そこはもう懸垂岩のすぐ脇。                  標高差約150m(!!!)、大滝での練習含め4時間の超短行程。全く疲れることもなく、おしゃべりばっかりしながら下山する。懸垂岩で岩トレした後、温泉に入り「さて次は…」のミーティングをし、渋滞にはまって帰宅する。                                           ドライブ・温泉&自然と戯れる、といった趣向の今日一日。だが、青っ尻にとっては、今季の成長を実感できた山行となった◎

 

 

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