2018年山スキー 悪天の鉄山・迷い沢 & 好天の神楽ヶ峰ツアーコース

2017年12月に 本格的に山スキーデビューしたK子であったが、2月末からの2週間に、超悪天と超好天の山スキーを体験した。その記録と山について改めて思ったことを報告したいと思います。意見は様々かと思いますが、あくまでも主観です。

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話前後しますが、
3月3日から4日でOACメンバーで山スキーに行くことになった。
しかし、K子は先週の山スキーで足を痛めたので、Y朗と二人別行動。
神楽ヶ峰のツアーコースに行ってきた。

天気は無風、快晴。
(先週とはえらい違い!)
かぐらスキー場第5リフトは長蛇の列。
(K子はこんな人がいっぱいなら、誰もいない先週のほうがよかったな~と冗談交じりにつぶやく)

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歩き出すと、人の多さは全く気にならない。天気もよくて気持ちいい!

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中尾根の頭手前、苗場山が見えます

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中尾根の頭を過ぎると、人はめっきり少なくなった。

既に足が痛いので、三角をトラバース中

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11:30霧ノ塔に到着。シールを剥がし、いよいよ滑り出します。

意外に雪質がよくて、例えると、きめの細かい少し弾力のあるスポンジケーキの上を浮いているかのように滑る。この感触何なんだろう心地よい!  ひゃ~滑りたのし~!!

これから進む道を望む。

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Y朗はしきりに、これが山スキーの楽しさだよと何度も私に言っていた。
確かに楽しくてしょうがない。

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二人のシュプールです。

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平和な時がただただ流れていた。
先週の山とは全く違っていた。

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一方、一週前の2月24日から25日は、福島でOACの山スキーだった。
メンバーは沼尻温泉を起点にこの山域の山スキーの経験豊富なHさん、ベテランOさん、Y朗そして、ブーツを調整中のK子の4人。
24日は、箕輪スキー場リフト上部から鉄山避難小屋を経由し、鉄山往復して、迷い沢を降りてくるという計画。

箕輪スキー場、リフトに乗る前の様子

あれ~、いつの間にか空が見えない 以後の写真はない。

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鉄山避難小屋を前に急激に悪天に変わった。
山に入る前から気象には注意を払っていたが、予想以上に早く悪天がやってきた。
ホワイトアウトかつ風雪がひどく、GPSを見てそこにあるはずの避難小屋が見えない。
K子にとって人生で味わったことのない真っ白、あるいは色のない世界と表現したほうがよいのか。ホワイトアウトの怖さを知る。

他のパーティーの後につき、11:30頃小屋に到着。小屋内は平和で、少し息を整えて、下山すべく外に出た。
箕輪スキー場に戻ることも考えられたが、迷い沢に下りるコースをとる。
下山ポイントに車を止めてることもあるが、ホワイトアウトの状況で箕輪の平原を進むリスク。前週にHさんが迷い沢に偵察に来てること。また、樹林は遠くない、そこまで行けば風が弱まるという公算だった。
K子は、自分のことで精一杯で付いて行くだけだった。ただ、下山ポイントは国道まで、行程は短い。北アルプスの高峰の気象条件ではないから、私が降りられない事態にならない限り、このパーティーは大丈夫と神経を集中した。
本音は怖かった。

視界は2メートル先の人がうっすら見える程度、向い風に押されて進まない。
K子はY朗の後、そしてHさん、Oさんが私をフォローするべく続く。
先が見えないこともあり、道を外した。Y朗とK子は2メートルぐらいの崖下に滑り落ちてしまった。K子にとってその壁が最大の難所。
板を外して壁をツボ足で上がろうにも刺さらない。刺さったかと思ったら、今度は雪が崩れ上がれない。まさに蟻地獄。
この時、このまま上に行けないと私どうなるんだろうと少し気力を失う。気力が奪われた瞬間に遭難するってこういうこと?とぼんやり思った。
そんな私を見兼ねたY朗は私の板を持ち、崖を往復。それでなんとか這い上がれた。

相当待たせたのにHさん、Oさんは明るく迎えてくれた。離れないから安心して下さい。と言われホッとした。こういう時は離れない、見失わないように歩くのが重要だと教えらえた。

更に難所は続く。
樹林まで来たが、風は止む気配なし。もみの木?のモンスターが行く手を邪魔する。
今度はK子、木の回りの溝地獄にはまる。
視界が悪いのか、ゴーグルが曇ってしまったのか、自分が進む先が平地か、溝かわからない。何度も木の回りの溝に落ちた。そして転び、立ち上がれない。Hさん、Oさんに何度も助けられた。
あ~しんどい。でもヘコタレてはいられない。進まないと!
帰ったら絶対ビールたらふく飲んでやると思った!

Y朗はGPSを片手に持ち、ゴーグルを外し、少し進んでは、確認するを繰り返す。必要に応じベテラン3人で調整しあう。
視界なしの場合には、この小刻みなルーファイが重要であること実感する。
それにしても我が夫は本当に頼もしい。心から信頼できる。
惚れ直した?って今ならこんな冗談も言えるが、当時、K子全く余裕なし。

なんとか風も弱まり、前方5メートル程が見渡せる場所迄たどり着いた。もう大丈夫。
安堵した。
そこからは頑張ったご褒美なのか、新雪のツリーランを楽しんだ。はしゃぎ過ぎたのか、下山口近くで、Hさん、Oさん、K子三人とも新雪の山に突っ込んでしまった。K子はこれでふくらはぎを負傷した。でも、最後の最後で良かった。途中で負傷してたら・・。
初心者の私をフォローしてくれたOさん、Hさん、Y朗には心から感謝したい。

この行程中におけるK子の反省点と山について思ったことです。長くてすみません。
・今回の山行は完全に連れってってもらうという姿勢で、事前に地図はちらっと見ただけ、地形を頭に入れていなかった。地形が入っていたら、もう少し気持ちに余裕があったのかもしれない。付いていっただけの自分を反省している。

・雪山慣れしていない、山スキーも初心者の私が怪我等で進めなくなったら、みんなが降りられない事態が発生する。それは避けなければと気力の維持に努めたが、崖から脱出できないとき、気力の消失を感じた。雪山で遭難する場合には、この気力の維持が生死を分けるのではないかと思った。
そして、気力の維持のためには、山の知識、体力、経験などに裏付けられた確たる自信も持たないといけないと思った。
そういう意味で、スキーも滑れない技量で、山に入るのはやめたほうがいいと思う。あるいはその他の要素は確たる自信を持てるレベルが必要と感じた。

・そうは言っても、初めから完璧な人などいない。パーティーが弱い人をいかにフォローして、経験を積ませるのかも重要であると思った。その点で今回の山行は、ベテラン3人は行程中、K子をフォローし、諸所でご教示をしてくださった。こういうのが山岳会で共に山に行く意義ではないかと思った。

・そして、今、振り返ると、この貴重な体験が恋しいくらいかもしれない。
意見には賛否両論あると思うが、好天にだけ山を登るのも、安心とキレイな景色に「今日は楽しかった~!」という感想になるかもしれないが、この経験をしてそんな山行で本当に山を登っていることになっているのかということが頭にひっかかった。
先週の神楽ヶ峰は山スキーには最高のコンデションだった。滑りは本当に楽しかったが、でもなんとなく物足りなさも感じた。
もちろん、安全が第一、わざわざ悪天やレベル過多の山に登る必要など全くない。
ただ、山とは本来、読めない・手ごわいところが面白いのではないか、それが山ではないかと思った。そこに対峙することが山登りの醍醐味かと。
これも結果無事に帰ってきたから言える意見ですがね。
今回の山行は、最近、なんとな~く山を登っていた自分には、とても刺激になる貴重な体験となりました。
まあ、自分にとって、楽しいと思える山に登りましょう!!

以上 記録はK子でした。

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