大宮アルパインクラブ | |||||||||||||||
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報告者【yamayuri】 | |||||||||||||||
武蔵浦和駅東口で桐生さんを迎え9:00出発、外環から圏央道に入り一路松本へ、連休入りの土曜日の夜だったが車の流れもスムーズだった。沢渡の茶嵐駐車場に2時ごろ到着。車の中で仮眠。タクシーは予約の必要はなく、釜トンネル5時の開門に合わせて随時運行されるとのことだった。一番乗りのタクシーに乗って、上高地入りをした。北アルプスの山々を後ろに静かな流れる梓川。何度訪れても河童橋は写真のナイススポット。とりあえず記念写真。 5:45さあ、出発・・・リュックの重みが肩にズッシときていた。明神池、徳沢園と1時間歩いては程よく小休止。小川さんは、初めての上高地入り。明神池の穂高奥宮を参拝。登山の無事を願う。8:20徳沢園から長塀尾根の登山道を登り蝶ガ岳へと向かう。樹林帯の雪の中を一歩一歩踏み跡の上に足を運んだ。今回、ちょっと余計な物を持ちすぎたか?・・・もしかしたら20kg弱はあったように思う。長塀というようにひたすら上り詰めた。午後2:45蝶ガ岳山頂に到着。テント場には、10張りを超えるテントが張られていた。4時頃には、テントの中で人心地ついたものの夕食の支度にとりかかった。お水は小屋で調達、野菜たっぷりのポトフとペンネ、美味しく頂きました。夕食後、小川さんも桐生さんも即刻シュラフに潜り込んだ。yamayuriは、小屋で明日のお天気情報を聞いてから7:30にテントに戻った。「お疲れ様でした。」と自分に言って眠りにつきました。 5/3(日)4:00起床。煮込みそうめんを作り朝食とした。今日は、小川さんとyamayuri二人が常念岳を目指した。桐生さんは、テントで過すということだった。暫くの間の稜線には、雪は溶けて夏道を歩くことができた。横尾の分岐を過ぎ、樹林帯を通り抜けて一峰越した頃、雪の斜面が広がりアイゼンを履くことにした。8:50・・・なんと瀬下さんと偶然出会った。瀬下さんは。燕岳から入りこれから上高地に下山とのことでした。一峰アイゼンをつけて超えた。左手に槍岳から広がる北アルプスの山々を見ながら、いよいよ常念岳の膝元に入った。山道はすっかり夏道だった。いよいよ登りつめるところだが、なかなかの登りが続いていた。10:10常念岳登頂(2857)、yamayuriの百名山はまた一つ更新された。曇り空だがアルプスの眺望は大パノラマに広がり、風もなく素晴らしい常念岳を登ることが出来ました。所要時間約5時間弱でした。10:20下山。来た道の稜線をたどると蝶ガ岳は4つぐらい峰を越したはるか向こうだった。小川さんは、”スタコラサッサ”と足取り軽く下りて行く。アイゼンをつけての雪山の登り返しにさしかかると、yamayuriの足取りが遅くなる。眠気を誘うアドレナリン?・・・なんだかネム〜イ・・・ 途中の雪渓で雷鳥を2羽発見。急いでカメラを取り出した。雷鳥はお腹の羽は真白だが背中の羽は黒くなっていた。嬉しい気分でテントに戻った。桐生さんは、蝶ガ岳のテントの中で至福の時間を過ごされた。ほっと一息いれて今夜の夕食、カレーライスと春雨サラダの支度にとりかかった。無事に蝶ガ岳の二晩を過ごした。明日の帰りの渋滞を考慮に入れて、明日は4時起床、早くテントを撤収することにし、3人の話合いにより帰りは横尾廻りで下山することにした。 5/3(日)4:00起床。煮込みそうめん。素早く朝食を頂きテンを撤収。今回の反省すべきことであるが、立ち去る前に忘れものがないかチュックをすること。出入り口用の銀のポールを忘れてきてしまった。また。テントの紐の結びをほどくのに、ちょっと苦労してしまった。ポールは、後日共同責任として、皆んで買い求めることにしました。常念岳から横尾までの急登の下山は、雪道を3時間で下りることができた。横尾〜上高地、平坦な道を3時間、所要時間6時間の下山で上高地には、11:30に到着。お土産を買ってタクシーに乗り込んだ。沢渡の茶嵐駐車場を12:30に出発。帰りの渋滞を考えて、着替をするだけで温泉はパスにした。上信越廻りか中央道から圏央道・・・どちらが渋滞するか、迷うところだったが、上信越廻りで帰ることにした。藤岡あたりから渋滞情報があったが心配していたほどではなく、沢渡を12:30に出て、南浦和に6:30には帰ることが出来ました。 |
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長塀尾根登りはなが〜かった | |||||||||||||||
快適テント生活 | |||||||||||||||
素晴らしき稜線 | |||||||||||||||
常念岳登頂 | |||||||||||||||
雷鳥のお出まし | |||||||||||||||