大宮アルパインクラブ
DATA CONTENTS
日付 2009/06/13~06/14
宿泊 日帰り(前夜テント泊)
天気 曇り
メンバー 村上(L)、原、jiji、こげん太、ちえ、福原、濱田
歩行時間 6時間53分
アクセス 大宮(21:00)⇒戸沢(23:00-07:00)⇒水無川本谷⇒塔の岳(11:45-12:15)⇒花立山荘⇒戸沢(13:50)⇒大宮(21:00)
報告者【濱田】
金曜夜、戸沢の駐車場は満車。最後の1台分に滑り込み、テントを2張設営。集まるとお好みのドリンクで乾杯。飲みながら会話を楽しんだ。翌朝は6時前に起床。うす曇り。やや肌寒い感じだが悪くない。めいめい準備・食事。現地集合メンバーの2名もあつまり総勢7名。予定時刻の7時に歩き始めた。沢の水は程よい冷たさで心地よかった。フローリング掃除用具かと思うような沢靴が滑らないことに感心した。堰堤を越え、F1-F2-と登っていった。F1〜F8の滝にはネームプレートと鎖が設置されていた。高度感のある箇所はロープで確保されながら登った。安心感があったからこそ踏み出せたステップが多かった。木の又大日沢分岐、F8を巻いた後の二股、2箇所でルートを確認した。F8の先の二股は右俣を選んだ。右俣のガレ沢を登っている時、「少し戻って尾根に乗り換えたほうが良い」のコール。尾根に乗り重い足を引き摺り、メンバーに遅れて塔の岳への尾根道に出た。力不足が出た。今回の遡行、クライマックスはF3だった。へつり気味の高度感あるルートにロープが張られ順番に登った。水上のキャニオニングで滝つぼに飛び込んだが、きょうは落ちるわけに行かない。ところが、うっかりはちべえ。カラビナのかけかえを間違え、ロープが絡まり進退窮まった。こげん太さんを引き摺っている。なに?Fatalはちべえ!?。かけかえ時、確認を怠った。危険が伴う状況下で何か変だなと思いつつ行動を続けてしまった。村上さんに助けていただき、無事通過。ロープ解除後、状況下で安全確保を怠っていたことも指摘され反省。ピンチの時に何一つ知恵が回っていなかったこともショックだった。塔の岳でお昼をとった後は、長い尾根下り。花立山荘経由で戸沢におりた。駐車場で荷物を整理。車に乗り懸垂岩に移動。当初参加予定ではなかったにもかかわらず、トップロープにシューズまでお借りし練習に参加。遡行でトレーニングの必要性を痛感したからだった。安全に対する意識の低さを多々指摘された。うっかりではすまされない。F3の失敗にも思い至り、テンションが急激に下降。メンバーはトレーニングに励んでいるが、疲れも出てきて小岩に腰掛け休んでしまった。帰路は25kmの渋滞。海老名でパンを食べ休憩。町田を過ぎると車も流れはじめ、心地よいクラッシックの音色にうとうとしてしまった。運転ありがとうございました。とても楽しい山行でした。同行メンバーを危険に巻き込まず、自分自身も安全に登れるよう練習に励みたいと思います。皆様ありがとうございました。これからも、よろしくお願いいたします。
カシミール画像
出発前皆で!
リードで福原さん