大宮アルパインクラブ
DATA CONTENTS
日付 2009/7/4(土)〜5日(日)
宿泊 前夜発1泊2日
天気 5日 晴れ時々曇り
メンバ− 石倉・横田川・大竹・村上・福原・正田のり・濱田・その他
歩行時間 5日登り:約4時間30分(休憩時間含む) 下り:約1時間8分(登山道経由滑川温泉)
アクセス 4日土呂 集合18:00 出発18:00⇒岩槻IC⇒福島飯坂IC⇒滑川温泉P(テント泊)
5日起床5:00 食事6:00 CS橋7:10→F17:26→8:00大滝下8:15→(高巻)→大滝上8:35→ネコノ沢出合9:04 9:12R29:20→ホラ貝の沢9:20→F(15m)10:20際どいヘツリ→11:27二股11:41→11:45登山道12:10→13:18滑川温泉⇒福島飯坂IC⇒土呂駅着19:40 解散
報告者【正田】
 前夜泊で出発したが、途中の那須〜福島の間で大雷雨に遭い、明日の沢行が危ぶまれたが、テン場に着くと意外や雨が降って居なかった。眠りに着いて居ると、夜中の1:00頃に横田川さん達の車が着く。 翌朝は梅雨時分の山行としては、喜ばしきかな晴れであった。OAC全員で準備中に、2パーティー程先に入渓して行った。 我々も滑川橋の左岸側の踏み後を伝って入渓した。出だしから明るく綺麗な沢で、直ぐに二段の滝に出逢う。右岸をヘツリ滝の左側を直登する。 暫く明るいナメ床の中を、処所小さな滝を超えてを行くと、意外と早く大滝に着いてしっまた。圧倒的な落差を誇って白布を垂らして流れ落ちている。滝の飛沫にぬれながら休憩を取る。この滝の高巻きは右岸のルンゼを登り、藪に入ってひたすら直登して滝を見下ろす辺から、草つきをトラバースをし再び藪の中へ入り、滝の落ち口へ立つ。 大滝より上は、再びきれいかつ開放的なナメとナメ滝がどんどん続く、適度な高度の10m位の滝を次々快適に越えて行く。ナメ滝、直瀑が現れ現れるが、踏み跡に従い右岸を巻いてたり飽きる事無く遡行が続いて行く。 最後の15m位の本格的な滝で、釜が大きくヘツリが微妙な滝が有り、横田川さんにフィックスロープを張ったもらって安全突破できた。本日一番緊張したところであった。ここは、他の記録によると淵を泳いで滝に取り付く処であろう想像する。 そこから上の渓相は大岩帯になえり、乗り越えに苦労をしなが越えて行く。上部に朽ちたつり橋を見て暫く歩いた二股で最後の休息を取り、右の支流を登山道へ向けて登り詰めた。 登山道を下れば、約1時間程度で滑川温泉に下り着き、入浴とする。温泉は日帰り客で込み合っていたが、乳白色の名湯にのんびり浸かり、沢行の疲れをとった。この温泉は約300年の営業をしており、冬は11月頃から3月頃までは閉鎖するそうである。その後に帰途に着いた。天気ににも恵まれ、美しい沢とダイナミックな滝と楽しい思い出の沢行であった。                                                    以上
準備も整い入渓前の記念写真
すぐに現れる2段15mの滝
釜とナメ滝の宝庫
視界に入ったあれは・・・・。
そう、日本の滝100選 東北地方屈指の名瀑 滑川大滝
さらに滝と釜が続く
ナメ滝と釜
右壁を直登
最後の連瀑帯
左壁にぽっかりと穴のあいた滝。釜は大きい。
フィックスロープを張り安全突破