Omiya Alpine Club
山行報告
DATA CONTENTS
日付 2010/ 1/10 ~ 1/11
宿泊 山中テント泊
天気 両日とも晴れ
メンバー こげん太(CL)、桐生(SL)、町田
歩行時間 1日目7時間半  2日目7時間
アクセス 関越道→水上→戸倉
Report by 【こげん太】
ラッセルが初めてのメンバー2名がおり(私とKさん)、どんなとこだよぉっ、とちょっとビビりながらの出発と相成りました。夜中に戸倉スキー場駐車場に到着後、仮眠。翌朝仲良く共同装備を分けて、いざ!!6:00出発。他の登山者はいない。青空もみえ天気はまずまず。林道はトレースがうっすら残っており、雪面より15cmくらいは得した膝〜膝下ラッセル。10分交代。が、しかしラッセルが初めての私は、久しぶりのテント泊装備も手伝いすぐにゼェゼェいって、早くも無言に…。10分交代なんてすぐ自分の番。軽く気が遠のきながら林道で今日一日終わるんじゃないかというスピード。2時間?3時間?かけてやっと大カッパ沢の橋へ。大カッパ沢の尾根を大行山方面へ入山〜。Mっち師匠がフツーに登るから、雪山のラッセルってこんな感じなんだぁと、フト後ろを振り返ると結構な急登。急斜面では、サラサラした雪なんで全くキックステップできず。ズルズル滑って、斜面を登っているという感じなし。雪にもてあそばれて、溺れて、もがいて。10分交代ではMっちさんと私・Kさんでは登れる距離に差がある。1時間おきに休憩をとり。途中からもう自分がどの位置にいるのか確認する余裕もなく、ただただ無心で尾根を登る。Mっちさんのラッセルの番にはスピードについていけず、距離が広がるばかりで、結局45分トップをやってもらったり。1400mくらいの地点は広〜い快適なテン場になりそうな地形。これから先は地形図的に1500m付近をすぎるまではヤセ尾根でテントははれないだろうから、1500mより上に行けなさそうな時は下に戻ることにして、再び登る。14時半までは登れるところまで登る予定だったが、昼過ぎ、私とKさんはそろそろ体力の限界が・・・13時半頃、尾根の途中だがよさそうな場所があれば幕営とすることに。結果的には1550m付近にて幕。さぁ、初めてのテント設営。雪訓で習ったように、平らになるようにスコップでサラサラ雪をかきだし。モコモコ雪をつんでいくこと1時間。やっと今夜の我が家の完成。夏とは違いテント一つたてるのもえっらい大変なんですね。夜はKさんスペシャル鍋。おいしくいただきました。翌朝6時出発。下山を考えて10:30まで登れるトコまで登ることに。夜間もそんなに冷えず、翌日も快晴で山行日和ではあるが、体力がついていかず。山頂を目指すよりは、10:30のタイムリミットを目指し登る。テン場とした1550m付近より上は概ねゆったりとした広い尾根。ところどころ動物の足跡も。2時間半ほど登ると、そろそろ山頂じゃね!?という雰囲気に。周辺の地形を観察し、一番高そうな尾根を目指し。山頂には看板があるという情報なので探すがなかなか見つからず。歩き回って、これ以上は逆側に下ってしまうので、この辺が山頂だろうと手を打とうとしたところで、数本の樹木の1本に「大行山」の看板と木の幹にも山名の文字が。10:00登頂。3人で喜びの握手!!やりました☆下山は、テン場の1550m付近まで45分、スキー場に着いたのは13:00頃。スキー場ホテルの温泉(500円タオル付き!!)に入って岐路に着きました。おしまい。
山頂
山頂近くの巨木