Omiya Alpine Club
山行報告
DATA CONTENTS
日付 2009/1/17(日)
宿泊 日帰り
天気 1日中快晴
メンバー 石倉、真野、布村
歩行時間 3時間55分(車坂峠9:25〜トーミの頭10:15〜山頂10:38〜車坂峠12:20)
アクセス 東松山IC〜上信越自動車道〜小諸IC〜車坂峠駐車場(往復)
Report by 【真野】
快晴の天気。快適なスノーハイク日和となりました。通勤の途中でいい天気の日には浅間山がよく見えるが「黒斑山」は、浅間山のすぐ近くにある。佐久IC付近を通ると薄っすら雪化粧。車坂峠付近に近づくと景色はやがて銀世界となる。積雪も80cm以上にはなるだろうか、北側の雪はやはり深い。登山口からしっかりとしたトレースがあり、かまぼこ型の避難シェルターまではノーアイゼンで登って行った。所々で展望が開け八ヶ岳連峰を北側から眺める形になる。トーミの頭に着くと空気も澄んでいて遠くが見渡せる。黒斑山々頂からは素晴らしい眺望だ。浅間山の右に軽い沢プリンスホテルのスキー場、その後方に表妙義の稜線、秩父の山々、富士山も7合目付近から金峰山の後ろに顔を覗かせている。八ヶ岳方面に目を向けると赤岳、硫黄。天狗の双耳峰の間に南ア北岳のピークが少しと、右に甲斐駒ケ岳、仙丈ヶ岳。さらに右に目を向ければ中央アルプス、またさらに右に向ける北アルプス、槍の穂先も双眼鏡ではっきりと確認出来た。冬山の景色でこれだけ美しい眺望は初めてだった。ハイキングクラブの11名が登ってきたので山頂を目指す。ここからの稜線は西側はゆるやかな傾斜だが、東は切れたった絶壁。全てが雪に埋もれているためさほど高度感はない。それにしても登山者が多く大人気の山だ。頂上付近は休む場所もないほど人で一杯になりハイキングクラブの年配の方々は稜線沿いの浅間山監視のライブカメラの塔で休憩をしていた。天気のよさに心を洗われながら雪山の魅力を実感する事が出来た。今シーズン雪の山を始めてよかったと思った。
中央が蓼科山左へ八ヶ岳
展望開けて1本
展望開けて1本
黒斑山々頂にて浅間山(ガス煙が絶えない)をバックに
遠くに金峰山の後方に富士山が
トーミの頭に12名の登山者。左奥はスキー場と後ろに表妙義稜線
北アルプスをバックに