| Omiya Alpine Club | |||||||||||||||
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| Report by 【濱田】 朝9時，栂池スキー場のゴンドラに乗った。天気は薄曇り。ゴンドラからロープウェーに乗り換え，少し登ると一気に雲上。沸きあがる歓声，快晴っ！板にシールを貼り，9時半山行開始。尾根に取り付き天狗原を目指した。ツアーが多く，尾根は行列。アクシデントもあって時間をロス。天狗原に近づくと，時折強風。祠に到着。風で飛ばされた粉雪が顔に当たり痛い。岩陰でシールをはずし，雪原を一気に北上。真っ白な大地が美しい。2170M付近，フスブリ山に向かう尾根の付け根でヘリポートが構築されていた。ヘリスキー始まるんだな。その下は，うはうは斜面。踏み込んだ分，帰ってくる感じ。重いが質感のある浮遊が楽しめた。尾根をたどりながら，少しずつ高度を下げた。弾力のある雪面が滑っていて楽しい。雲海の向こうに雪倉岳が聳え，圧倒的な開放感。海も見えた。景色の良い場所で大休止，1940M付近。カップラーメンタイム。もちろん，会長メソッド。このコースはとても静か。クラッシックルートのようだが，こちらに入ったのは総勢7名の模様。再び登行を再開，フスブリ山に登るところでシール装着。この後，微妙なアップダウンに苦戦。シール脱着訓練のようになった。ステップソールのメンバーは脱着もなく，お気楽極楽で登っていた。フスブリ山を越え風吹大池方面に下った。重い雪の斜面。スキー先端が引っかかる。降りた先に小尾根があり，少し登り返すと大池の眺望が広がった。1830M，美しい無傷の斜面と湖面!! 岩菅山に向かうくぼ地を進み，北東に伸びる箙岳への尾根に取り付いた。小ピークをやり過ごし，箙岳1821M。とてもよい眺望，雨飾山，火打山，高妻山などが良く見えた。南東に雪庇が張り出し，下に落ちる急斜面は標高差400-500M。空を飛んでいるかのような錯覚に陥る，ほど高い。そこには，横前倉山から伸びる斜面が広がっていた。来シーズン行こう。 さて，ついにメインディッシュ。箙岳を滑ろう。空はややエメラルドグリーン。雪質やや重なれど，快適ターンが出来た。気をつけないと，快適な斜面に導かれ白池方面に下りたくなる。こちらもいつか行きたい，木地屋に降りるルートだ。お楽しみを過ぎると後はひたすら下っていくだけ。と思ったら相変わらず微妙なアップダウンに辟易。蒲原山付近1620Mを過ぎ，小ピークを登り紙すき山牧場への尾根を下りながら，日没が気になり始めた。頑張れ！あとはひたすら下るばかり…が，なが〜い。牧場に下りたのは16時近かった。思わぬところでつまずいたが，ここからが踏ん張りどころ。延々，1時間ほど滑り続け，500M付近で雪がなくなり板をはずした。林道をてくてく歩き，17時半，道の駅小谷に到着。お疲れ様でした。春のザラメの頃に，また楽しめそうです。歩きは長いけど…。 |
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 尾根から雪倉岳 |
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 箙岳北斜面1 |
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 箙岳北斜面2 |
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