Omiya Alpine Club
山行報告
DATA CONTENTS
日付 2010/04/11
宿泊 日帰り
天気 曇りのち午後3時ごろから雨
メンバー 講師:佐藤 博(上級登攀ガイド) 受講者:石倉・村上・横田川・菅野・福原・古村・chie・こげん太
見学者:小川・洞谷・濱田・布村・田中
歩行時間
アクセス
Report by 【石倉】
2月のセルフレスキュー講習会に続き、パート2としてプロガイドを講師にお願いして実施した。 講師はプロガイド1名なので、受講者はA班:4名・B班:4名に分かれて8名とし、あとは見学というかたちにした。 講習内容については、プロガイド側のレスキュー講習科目「二日間コース」より希望のものを抜粋して一日で行った。 講師の方から「登攀用具の操作技術」について、前もって受講する人は必ず覚えておいて欲しいと言われた。 それは、
<登攀用具の操作技術>
ザイルの固定技術:エイトノット(各種)、インクノット
結束技術:エイトノット、シートベント
確保技術:ムンターヒッチ、ATC
フリクションヒッチ:マッシャー、プルージック
オートブロック:ガルダーヒッチ
仮固定技術:エイトカン、ATC、ムンターヒッチ、ミュールノット
ガルダーヒッチについてはあまり使ったことが無かったので使い方をコピーしてメンバーに配布して覚えてもらった。
<講習内容については>
・確保からの脱出(リード及びフォローの脱出)
・軽傷時の自己懸垂下降(怪我で手足などが使えない場合)
・連結ザイルの懸垂下降(ザイル結束部の通過、Kシステム及び他のシステム)
・懸垂下降の失敗者を救助(下降器のセットと安全確保、フリクションヒッチの回収システム)
・多人数の同時懸垂
・ザイル結束部の通過(コブの通過)
・引き上げ(1/2、1/3、1/5)
・チロリアンブリッジ(ザイルのセット、張り方、バックアップ) などなど。
午後3時ごろから雨が少し降ってきたので、最後の方は急いで行って4時に終了した。 講習の合間に佐藤プロが話される事故事例や注意事項についても大変参考になりました。 さすがプロガイドと感じさせることが多々あり、内容の濃い充実した一日だった。

確保からの脱出

脱出

支点

二人同時の懸垂下降

懸垂時の注意点

支点とバックアップ

ガルダーヒッチ

タイブロック

ビエンテ

引き上げ(1)

引き上げ(2)