Omiya Alpine Club
山行報告
DATA CONTENTS
日付 2010/4/25
宿泊 前夜発日帰り
天気 晴れ
メンバー 正田のり、井上
歩行時間 4/24 久喜16:00 南会津町大川林道車止め標高800m付近19:00 
4/25 車止め5:55 大川峠8:25~8:35 男鹿岳10:25~10:55 大川峠11:35~11:45 車止め13:55~14:15 塩原温泉経由 久喜19:00
アクセス
Report by 【井上】
男鹿岳は那須連峰西側、栃木福島県境の、太平洋と日本海の分水嶺となっている標高1777mの山である。登山道がなく、登頂するのは藪をこぐしかないが、残雪期であれば比較的楽に登ることができる。いわゆる300名山であり、名山ハンターにとっては、季節限定のレアなコレクションとなっている。今回300名山ハンターの正田さんにくっついて登った。
林道終点には3台の車。夜は星空。0度C以下になり、寒かった。翌朝林道を2時間半かけて、大川峠まで歩く。登るにつれて雪がだんだん深くなる。峠からはブッシュ上に積もった数メートルの雪の上を歩く。雪が硬く、傾斜も強いので、アイゼンをつけてガシガシ登る。ブナと雪の組み合わせに心癒される。西に七ケ岳・会津駒、東に那須連峰を臨む。峠から2時間で頂上到着。山頂には10名弱。この時期こんなところに来るのは300名山狙いの登山者だと思ったが、案の定全員そうであった。山頂では300名山を巡るマニュアックな会話が延々と繰り広げられた。峠まで駆け下りる。今日は晴れているので問題なかったが、尾根が広く、赤布の間隔も空いているので、ガスがかかったときは下山でルートを失いやすいかも。塩原温泉で汗を流し、1年ぶりの雪山に満足して帰った。

大川峠

1701m峰

男鹿岳山頂 1

男鹿岳山頂 2

燧ケ岳遠望

男鹿岳山頂 3

男鹿岳山頂 4

男鹿岳山頂 5