Omiya Alpine Club
山行報告
DATA CONTENTS
日付 2010/5/22
宿泊 日帰り往復
天気 うす曇り
メンバー 濱田 他1名
歩行時間 4.5時間
アクセス 位が原山荘(9:15)〜乗鞍岳(11:45)〜三本滝駐車場(14:00)
Report by 【濱田】
日曜雨模様のため,土曜日帰りで乗鞍岳へ。立山で滑りたかったが日曜悪天では仕方ない。深夜0時半,埼玉を出発。仮眠を取りながら朝7時,乗鞍高原に到着。第一駐車場にテントがちらほら。天気はうす曇。三本滝の駐車場に入り準備。ほぼ満車。位ヶ原山荘まではバス。バスは4台出た。バスを使わずゲレンデを登っていく人たちもいた。9時15分,位ヶ原山荘を出発。今日はのんびり山行。しばらく除雪された林道を歩き,取り付きでシールを装着。入念にワックスを塗った。歩き始めると,曇っているが汗が出た。気温10℃ほど。雷鳥が飛ぶのを見ながら肩の小屋を目指した。がんがん直登のグループもあるが,肩の小屋のほうを少し回りながら朝日岳を目指した。睡眠不足が祟ったのか,足が重い。気が緩むとシールが滑る。山頂が近づいたところで,シリセードを楽しむマダムたちとすれ違った。楽しそうに一気に滑っていく。アイゼンははずした方が良いのではないかと思った。朝日岳をすぎると乗鞍岳の山頂が見えた。11時45分,山頂着。大勢いた。寒い。気温5-6℃。御岳や北アルプスの山々が見えた。寒いので食事は少し下ってからにした。写真を撮ったらすぐ出発。南側の尾根を少し進み,おいしそうなカールに飛び込んだ。ザックザック滑る。斜度が結構ありスリリング。写真を取り合いながら,除雪の進む林道まで下った。林道脇の乾いたコンクリートに腰掛け昼食。会長式ラーメンを食べた。食べ終わったらすぐ出発。ツアーコースをスキー場めざし進んだ。この辺まで下ると気温は10℃位まで回復。暑い。雪はどんどん腐っていく。どういう現象なのか,斜面が強烈なモーグルバーンになっている。テンで支えるベッドのクッションのよう。一気に太ももがパンプアップ。太ももがぁ〜,うなりながら滑った。ブッシュをよけつつ,板の長さ幅の急坂をを横滑りで抜け,少し行くと雪が終わった。板を担ぎ,胸丈の熊笹を10Mほど薮こぎしてゲレンデに出た。ゲレンデ歩きが案外気持ちよかった。刈り取られた切り株は,プラブーツでは気にならない。ダブルストックもかなり快適。山歩きのストックの効果を体験できた。14時,駐車場に到着。車に乗り一路温泉へ。白くにごった硫黄泉は最高。次は針の木か常念にプラソリで行こう。

山頂への稜線

軌跡は国土地理院の数値地図25000(地図画像),数値地図50mメッシュ(標高),及びカシミール3Dで作成