Omiya Alpine Club
山行報告
DATA CONTENTS
日付 2010/5/30日(日)〜6/1日(火)
宿泊 夜行2泊3日
天気 5/30日 晴れ 5/31日 晴れ時々曇り  6/1日  曇りのち晴れ 
メンバー みどり 、他2名
歩行時間 30日:美濃戸口12:00=美濃戸山荘13:00=赤岳鉱泉16:00(テント泊)
31日:赤岳鉱泉7:00=赤岩の頭9:10=硫黄岳10:00=横岳11:50=赤岳展望荘14:00=赤岳山頂小屋15:00
1日:赤岳8:20=中岳9:30=阿弥陀岳10:45=御小屋山13:40=美濃戸口15:50
アクセス 5/30日 車 久喜 6:00-- 美濃戸口 9:30着 
5/31日 車 美濃戸口 16:35--松本 17:30着    
6/1日 車 松本 14:00--久喜 18:00着  
Report by 【みどり】
<八ヶ岳>
1日目(晴れ) 久喜を6時に出発。美濃戸口に他の名古屋からのメンバーと11時に合流の予定だが 途中混むといけないので早めに出発し、向こうで待つ事にした。名古屋のメンバーは8時に出発し、ぴたり11時に美濃戸口に現れた。スキー以来2ヶ月ぶりの再会を喜び、お弁当を広げ昼食を済ます。72歳と67歳の女性がテント山行をたくらんでいるので 自分達の体力をも考えてのんびりと無理せず登ろうと思う。荷物の重量も測り12・5〜14キロの荷物となる。たまたま 道路工事のため美濃戸山荘までは車を上げることができず、美濃戸口からの出発となった。10年以上ぶりの夏道である。登山口から直ぐにオレンジのボケの花に迎えられびっくりする。自然なのか誰かが植えたのか?ずっと奥にも咲いていた。下ってくる人はいるが 流石に今日入る人は見当たらない。晴天の中 赤岳鉱泉につく。テントは私たちだけで、小屋に若い男性が一人と言う状況だった。初めて知ったのだが 夏は千円でお風呂に入れるそうだ。食事を済ませ 眠りにつく。夜テントを叩く雨の嫌な音が聞こえていた。
2日目(晴れ時々曇り) テントをなるべく軽くするため水分を飛ばす努力をし、出発する。山は白くなっている。2500mを超えたあたりから 登山道に残った雪の上にうっすら積もった雪や シラビソの枝の上に雪が見られ始める。赤岩の頭直下から 硫黄の山頂に3人の若者が見える。硫黄岳の山頂で握手を交わし 横岳に向かう台座の頭あたりで先程の三人 小屋の人従業員に会い 石尊稜あたりにツクモグサが咲いているとのこと。こんなに鎖場があったかなぁと言いながら慎重に横岳山頂に着き、咲いているのを1凛。蕾を6つ見つけました。鎖場の上り下りをし赤岳展望荘で風を除けながら 時間と天気を考えて、赤岳頂上小屋で泊まる事に決定し 小屋を目指す。うっすら雪をかぶった岩を慎重に上って行った。小屋では泊り客は私たちと男性1人。のびのびと自炊させていただいた。
3日目(曇りのち晴れ)朝起きると今日も4センチほどの雪が降っていた。足跡の無い登山道を慎重に下ると文三郎尾根を登って来たカップルと出逢う中岳・阿弥陀岳に向かう道は誰もいない。ゆっくり登って山頂を味あう。阿弥陀からの下りも雪が解け始め、足元が悪くて大変!御小屋尾根は初めてだが、八ヶ岳らしい苔むした中を気持ち良く歩く。松本で 美味しい食事と温泉の待つ宿を予約した私たちは 美濃戸口をゆっくり目指す。なんだか久々心洗われる山行になった。                              以上

硫黄岳山頂                         横岳にて

赤岳山頂1                      赤岳山頂2

新雪横岳

阿弥陀岳山頂にて                     阿弥陀岳