Omiya Alpine Club
山行報告
DATA CONTENTS
日付 2010/10/24
宿泊 日帰り
天気 曇り
メンバー 布村 真野 タカ
歩行時間 5時間
アクセス 春日部〜圏央道〜関越〜R140〜R299(往復)
Report by 【タカ】
両神山の八丁尾根に行った時に見えていた二子山。
次は あの山頂に立ちたいな〜と思いながら眺めてました。

この日はよい天気の予報でしたが、空には雲が・・・一日もってくれるといいな〜
民宿登山から先が通行止めになっていたら歩きを覚悟して行きましたが、なんのことなく駐車場に到着。
すでに駐車場に空スペースはなく、路肩にとめて出発です。

歩き始めて5分ほどで東岳と西岳の間のコルにあたる股峠に到着です。
ここの西岳の案内版をみて 少々ビビります(+_+)
上級者コースは岩峰を直登する様子・・・
でも今回で二子山8度目の真野さんが「こんなに急ではないから大丈夫」とのこと。
2度目の布村さんも「そうそう大丈夫」と二人がいうので 少し安心しました。

まずは東岳へ向かいます。
いきなり急な登り・・・少し左へ巻くように登っていくと鎖場にたどりつきました。
ここが、東岳で最初の一歩が難しいとガイドブックにかかれていた場所だな〜と思う。
スッテプがしっかり埋め込まれていて、そこに足をのせればなんてことないけれど
そのステップが左にトラバースした所にあり、岩場が張り出していて下が見えない。
けっこうおおまたでないと届かない感じ。
張り出した岩場の下はどうなっているのか見ると、それほど高度感はなかったので一安心。
一歩目のスッテプに足をのせたあとは、あとは楽しい岩場が続き、あっという間に稜線に出る。
後ろを振り返ると西岳の垂直な岩壁が見える。
もしかして・・・登るのはあそこかしら?と思っていると
「あの白い岩肌のところを行くんですよ」と真野さん。
「ちょうど登っている人が、見えますよ」と布村さん。
よく見ると、もこもこ人が動いてます。
登れるかしら・・・と思いつつ、登りたいな〜と思う。

ほどなく東岳山頂に到着。
山頂からは手に取るような両神山がカッコイイ☆
曇りのわりには360度の山々は雲の上に頭を出していて、水墨画のような幻想的な
雰囲気をかもしだしている。

「お昼タイムは西岳でしましょう」ということで、下山を開始する。
登る時よりも緊張することなく例の鎖場も通過でき、股峠に到着した。

続いて西岳に向かいます。
その前に布村さんから簡易ハーネスをつけてとの言葉。
スリングとカラビナはいつも持つようにしているので、そこで装着。
「怖かったらいつでもロープだすから」という言葉に感謝して出発です。

すこし登ると一般コースと上級者コースの分かれ道。
もちろん上級者コースへ。
「怖いとおもったら我慢しないで、すぐ言ってくださいね」という真野さんの言葉に
「はい!」と返事して進みます。

東岳からみた時は、登る場所などない垂直な岩壁に見えましたが
近くにいくとしっかりしたホールドもスタンスもあり、なにより岩が滑らない。
(濡れていたら、怖かったかもしれませんが)
もちろん登りながらも、手の置き場や足の置き場の指示を出していただき
特に恐怖を感じることもなく岩登りを楽しみながら登りました。

山頂付近の真野さんお勧めスポットで昼食です。
それにしても 展望が最高です!!
この高度感、たまらなく気持ちいいです。
紅葉もちょうどよく、最高に綺麗です。
こんな景色を眺めながらのお昼はなんとも贅沢です(*^_^*)
ちょうどクライミングをしている人がいて、それを見ていていいなぁ〜と思いました。
そんなわけで、ついつい1時間ちょっとのんびりしてのスタートになりました。

ここからは西岳山頂で展望を楽しみ、その先のナイフリッジに連なっている尾根を越え
下りの鎖場を通過して魚尾道峠を通り、
ローソク岩の取り付きを見たりフリークライミングのゲレンデを見ながら股峠に戻り
下山しました。
下から見返すと本当に西岳の山頂にいたのかと思いました。
楽しくてとても充実した一日となりました。
帰りは両神温泉薬師の湯に浸かり、帰宅しました。

東岳頂上奥1

東岳頂上奥2

上級者ルート最後の詰め

西岳頂上1

西岳頂上2