Omiya Alpine Club | |||||||||||||||
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Report by 【布村】 ここ最近、講習会等で山歩きをしていない為、リハビリも兼ねて手ごろな山を考えていた際、会にて毛無岩の参加者募集があり飛びついた。ネットでの事前情報収集では登山道がかなり荒れているとの事で久しぶりに登山中に誰にも会わない静かな山かなと少々期待をする。雪がある可能性を考慮し買ったばかりの冬靴の試運転も兼ねての山行を目論む。 当初、5人参加の予定が2人キャンセルが出たため3人でのスタートとなり6時に上尾を出発する。 下仁田ICまでは順調に進み、途中の道路では少し雪が降ったような後と路面が凍結しているような感じの道をすすみ、軽自動車が横転している場面に出くわし(運転手は既に脱出済み)少々気を引き締める。 8時30分登山口到着 出発の準備を整え8時45分に沢コースにて出発をする。事前情報通り、登山道はかなり荒れている上、標識も赤リボンも見失いながらカンとコースイメージで進みつつ再度赤リボンを見つけながらの行程となる。沢自体、水はかなりすくなく浅い感じであり、水に浸からない沢山行のような感じで川を上っていく。途中、稀にある手書き風の標識が唯一、人工物を匂わせてルート的に合っている自信とそのまま登れるとの気にさせて大変助かる。 10時45分、稜線に出た時に今までの手書き風標識ではない荒船山分岐の立派な標識があり、ようやく道も登山道風に踏み固まった状態を見る。毛無岩頂上直下のリッジは雪が数センチ積もっており、片側はまるで刈り取ったような見事な崖ッぷちではあるが低潅木が茂っているためそれ程高度感と恐怖感は無く少々緊張しつつも山頂を目指す。 11時30分 山頂到着 登山中誰にも合わず狭い山頂にも当然誰も居ない上に天気も大変よく風も無いため視界に入る荒船山、八ヶ岳、浅間山、妙義、裏妙義と360度の展望を堪能しつつ食事をゆっくりと取り快適であった。 12時15分 下山開始 復路は尾根コースをとるため(頂上直下のリッジは降りるには雪もあり避けた)反対側に降りる感じとなる。地図では登りよりも楽な感じで表現していたが反対側もかなり急斜面で悪路であった。下山途中、山頂直下で雪に足跡も無く、どこを見ても道らしきルートが無い為偵察しつつ正しいルートを発見してコースに戻る。尾根ルート下山途中でも2、3回程ルートを見失い赤リボンか道らしきモノを見つける為、笛で合図を決め少々偵察を行う事をしつつ下山を行う。(膝までの落ち葉ラッセルはかなりいい感じでした) 14時20分 車に到着 車に着く直前で真っ黒い四足動物が2匹、チラリと視界に入った際、熊かと身構えたが鹿狩り用の猟犬と判り安心をする。久しぶりに人に全く会わない静かな登山を味わいつつ、荒れた山道も結構乙な感じで天気もよく大変満足しました。 |
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沢沿いのルートを登る |
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途中から支尾根を登る |
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稜線に出たところ |
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頂上に近づくと雪が出てきた |
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毛無岩遠望 |
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頂上直下の岩場を登る |
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頂上で記念写真(1) |
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目の前に見える浅間山 |
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頂上で記念写真(2) |
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