Omiya Alpine Club | |||||||||||||||
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Report by 【眞野 】 | |||||||||||||||
石倉車、川村車共に赤城高原PAで合流する。3ヶ月半ぶりの雪山登山で着いて行けるか、少し不安になっていた。土合駅に着き2〜3テン、5テンを駅の前に貼り宴をとる。後に別行動のこげん太が声をかけてくれた。あっという間に時間がすぎ、12時過ぎに就寝。明日は晴れそうだ。 10日朝快晴、駅の待合所でお湯を沸かし朝食。親しげに毎年2回は来ているという60歳前くらいの方が話しかけて色々教えてくれた。食事を済ませ、原さんと合流するためロープウェイ乗り場に向かう。すでに車の中で待機していた。6回に上がり準備を整え出発。今日は素晴らしい快晴に恵まれる。 朝7時、眩しい春の太陽が照らす中、登山指導センターを出発した。谷川岳案内図を見ると西黒尾根は短く谷川岳まで近く感じるが、実際はそうは簡単にいかない。すぐに車道は雪に埋もれ、まずはつぼ足のまま緩やかな斜面を鉄塔まで行く。積雪1mくらいだろうか、所々空洞になっているので、しょっちゅう踏み抜いてしまう。鉄塔までは全員一緒。その先は、井上、原、眞野、川原、吉川、横田の6人パーティと石倉、朝香の2人パーティにわかれる。鉄塔で小休止。この上からは積雪も深くなり、どんどん高度も上がり景色もよくなってくる。雪庇がせり出しているところも多く、振り返ると白毛門、朝日岳が鮮やかに見える。夏に登って谷川岳を眺めていた時を思い出す。細めの尾根に出た。まずは一番手前見えるピークのラクダのコブまで一気に頑張ろう!それにしても今日は快晴、無風、快適です!森林限界も近づき、左は巨大雪庇なのでトレースに注意をして確かなコースを歩いてゆく。少しずつ急な斜面になってきた。私は写真ばかり撮っていると置いていかれそうだ。斜度45度はありそうな急な斜面を登りながら、進行方向の右は東尾根で轟音とともに何度か雪崩れる瞬間を見た。雪崩れるかも知れないという危険も感じながら・・・・・・。登ってゆく。その先、何度か緩やかな斜面を過ぎるとようやくラクダのコブへ到着する。森林限界も超え、これからは岩場も多いが、大半は雪の下だ。谷川岳山頂のトマノ耳、オキノ耳が見えてきた。景色も壮大で気分上々、疲れも吹き飛ぶ西黒尾根である。ヤセ尾根と巨大な雪庇が続くので慎重に足を運ぶ。しかしながら体力を奪うので少しずつ行動食は欠かせない。ザンゲ岩まで来ると左の方は切れている。なかなか素晴らしい西黒尾根。快晴でよかった!いよいよ高度が上がり、白毛門、朝日岳がさらによく見える。清水峠、巻機山方面もよく見える。緩やかな雪田のピークを越えて少しで天神尾根のルートと合流する。後ろを振り返ると登ってきた西黒尾根。こうやって見ると以外に細い。合流手前の西黒尾根と天神尾根天神尾根の間の雪田はやたらと広い。天神尾根の登山者がよく見える。写真を撮ったり景色ばかりを見ていたら置いて行かれそうになる!でも近いから落ち着いていこう。合流すると頂上までは緩やか。 |
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登山指導センター横にて | |||||||||||||||
登りはじめ、鉄塔手前 | |||||||||||||||
鉄塔を過ぎ白毛門・朝日岳をバックに | |||||||||||||||
これから更に急登が始まる | |||||||||||||||
雪庇が今にも崩れそう | |||||||||||||||
一休み。まだまだ急登は続く | |||||||||||||||
ラクダのコルを少し登った所 | |||||||||||||||
山頂(トマの耳) 1963m | |||||||||||||||
西黒尾根を下山する
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