Omiya Alpine Club
山行報告
DATA CONTENTS
日付 2011/5/4〜5
宿泊 テント泊
天気 4日(晴天)5日(曇り)
メンバー 町田、大久保
歩行時間 登り 4日 武州中川駐車場〜矢岳〜 赤岩ノ頭の手前まで(7時間)テント泊
下り 5日 赤岩ノ頭〜酉谷非難小屋〜矢岳〜武州中川駅駐車場(10時間30分)
アクセス 車 (町田)北鴻巣〜秩父武州中川駅周辺駐車場
Report by 【バンビ】
初めての本格的なテント泊のハイキングです。
目指すは酉谷山です。 自分の力量が試されるハイキングとなりました。武州中川の里山の道を登ると鳥居が見えてきました。向かって右の方は陶芸の窯の様な?作業場があります。左手にはハイキングコースと書いてある道標がありました。そこから竹林を眺めつつ歩くと綺麗に手入れされた民家の庭先にでました。まるでこれからのハイキングを応援してくれているように、ピンクや白や紫の花達が迎えてくれました。
目指すは、遥か奥深い新緑の山又山・・その民家の方に見送られての出発です・・金網のゲートを開くともう、そこは山道です・・鬱蒼とした杉林・・水の音が心地よく、小さな滝も見えて。何とも新緑が目に優しく感じます・・
このハイキングの先頭はバンビです (読図)と踏み跡を確認出来るかがきこのルートの鍵です
1)
若御子山での分岐で失敗・・ 向かうは大反山です(踏み跡の確認が出来ません)どんどん山道を歩いて行くと・・美しい風景に出合いました・・そう・・日本画団の寵児・・東山魁夷の風景画の様な新緑の緑とミヤマツツジのピンク アカヤシオの濃いピンク ああ美しい いつまでも眺めていたい・・。
  まだ・・未だ歩かなければ。鉄塔が見えて来ました。そこからは枯葉の急登りです 登り滑り登り・。上がると右手に進むと沢か・・?!危ない!左の道をひたすら、歩く大反山を越えてちょっと休憩・・オッ!ハクビシンです!こんなところで・・ひたすら登り・・下り・・暫く歩くと目の前がパーッと開けました・・林業の伐採が進んで秩父さくら湖が美しい!遥か向こうの山並は武甲の勇士も見えます。  矢岳が遠く感じます 途中何度か踏み跡が探せず・・町田さんからアドバイスを受けました。登って下って・・又登る、矢岳に到着!(2時は過ぎてました)
2)
今回は水場が無いので水の配分と、行動食での山行です この日は暑くて水を思いのほか飲んでしまいました。(ちょっと心配です) 何故か?矢岳を過ぎた当たりから左膝にちょっと違和感を感じて来ました・・それにしても・岩尾根があったり、登り切ると、可憐なアカヤシオが私達を迎えて呉れるのですから、嬉しくなってしまいますね 辛さも吹っ飛ぶようです。足元にはカタクリが咲いてます・・
3)
早めに、町田さんに頼みテント泊 テントの準備です・・未だ・・太陽は傾いてません  疲れから就寝でする 5日の朝 5時30分出発 ここから赤岩ノ頭(1448)までの行程は登っては下りのアップダウンです 藪漕ぎ状態あり・・枯葉の急登りあり・・岩稜帯あり・・息つく暇もありません!
 これが破線を歩く事!面白い!立橋山(1568)ここまでにも、痩せた尾根があり、集中を要しました。
4)
岩場と言っても、岩を引いて登ろうとすると岩がほとんど浮いていて剥がれて来ます。 町田さんからのアドバイスで、岩を手で押す様に!生きた木の根を掴むこと!
 いよいよ・・痩せている岩尾根(牛首)ここでは。遭難者も出る筈!目の前に現せた岩稜!右手に巻き道あり!慎重に・・ゆっくり・・。
 そこから・・坊主山を経由してやったあ! 長沢背稜の道!東京都!(奥多摩)景色も変わって・遥かに見えるは鷹巣山への石尾根か?
 水の確保の為にも 酉谷非難小屋へまっしぐら! 水場があった!嬉しい!
 ここで大休止・・綺麗な小屋ですね
 水を確保して再び同じルートで戻ります・・
 このルートは岩場を登って下って歩くと次なる岩が現れるのです・・帰りも集中です・・道迷いをしたら・・ここでは深い沢に出てしまうでしょう・・又林道だと安心して進めば先が切れ落ちていたり、 慎重な判断と、ルートを読める経験豊富な登山者でなければ、難しいと思いました。
 5)
急坂の歩き方も町田さんからアドバイスを受け、何度か滑りそうになりましたが腰を低くして決して腰を引か無い事!(左側が切ったった崖のような箇所もあるので慎重に)
 苦しい アップダウンの繰り返しですが、山桜に励まされ、鳥の声に勇気を貰い・そしてこpのルートが楽しくなりました。

何と楽しく、面白いルートなのでしょう!一緒に歩いて下さった町田さんに感謝致します!心に残る矢岳〜酉谷山(往復 テント泊でした)今度は 聖尾根(バリエーション)から熊倉山〜酉谷山〜矢岳このルートで行きましょう!
町田さん!有難うございました。