Omiya Alpine Club | |||||||||||||||
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Report by 【正田】 白谷橋の脇より踏み跡に従い、白谷沢へ降り、直ぐに入渓する。最初の堰堤は中央のスリットから抜け、 続く2つ目の堰堤で先行パーティーを抜きこれと次の堰堤は右から越える。 まもなく美折の滝(10m)に着くこれを超え、飛龍の滝(5m)、玉簾の滝(3m)と次々に超えて行く。飛龍の滝の取り付きでは、滝つぼの釜を股上ぐらいまで浸かって取り付く。 しばらく、河原を行くとゴルジュ帯となり、三段の三次の滝が現われる。下段を左から、中段は倒木を利用し登り上段は右から超える。 次に三条の斜瀑を超え、枝沢が右から入ってくる二股を右に取ると、二段の藤掛の滝(9m)が現われる。 一段目は右の側壁を登り、二段目は右の草付状の足場が滑る壁を登り落ち口へ立つことができる。出たところは、一般登山道の横切るとこであった。 ここで休憩を取り、その後は直ぐに三段の天狗の滝(7m)を超えて、一般登山と一体となった沢の中を行くと、登山道が鎖場となり左上する辺りで、2m位の小滝を超えて白孔雀の滝(10m)がとうとうと落ちている正面に立つことができる。この谷一番の滝の風格がる滝である。 登攀は右側の水流のから一段登り、右の側壁を登り、上部を左側へトラバースをして落ち口へ行き、二段目は左側を難なく越える事ができる。しばらく沢身を進み、藪ぽっくなって来た所で遡行を終了する。登山靴に履き替えて、本体と合流する為に、権次入峠を経て山頂へ直行した。 白谷沢は短いわりには、ゴルジュや滝が多く懸かり、沢登りの醍醐味があります。夏に水にジャブジャブ浸かりながら清涼感のある山行が楽しめました。 以上 |
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