Omiya Alpine Club | |||||||||||||||
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Report by 【クボ】 笛吹川東沢遡行「大正4年 田部重治 小暮理太郎 中村清太郎らの 足跡を辿る」 (OAC定例山行) 8日夜上尾駅集合出発→出会いの丘へ→夜も更けて少々肌寒いがみんなで楽しく談笑する こんな時のメンバーの表情は明るい 9日朝6時起床→7時出発→西沢渓谷駐車場へ〜いよいよ美しい沢へと入って行くのだ ホラノ貝のゴルジュは美しくも大正時代の山人から現代の山人まで魅了しているのだ 山ノ神まで 踏み跡が所々不明瞭だが何故か心浮き立つ 山ノ神に各人目を閉じ祈り 休憩をとる 見えて来た! 魚止めの滝 綺麗だ・・乙女の滝は細く美しい・・可憐な気がしてならない 千畳の滝はナメ滝である・・天まで続く癒しのナメだ・・周囲の木々も色付きこの風景に安らぎさえ感じる この渓谷とまるで、一体になってしまった様な気がして来た・・ 両門ノ滝が見えて来た ここからは甲武信岳に至る 釜ノ沢に入って行くのだ ヤゲンの滝が見えて来た うっすらと色付き始めた木々を背に美しい・・ 何処までも続く ゴーロを時には飛び移り 時には躓きながら しかし何故か心楽しいのだ・・それはこの沢の水の美しさ 釜は深いエメラルドグリーンに深く感嘆したのは 私独りでは無い筈・・ 見上げると、鶏冠山と国師岳の懐深く抱かれた東俣・・この美しい渓谷に仲間皆の顔がほころぶ 泊場は広場になった処午後3時前には到着 夕方から焚火で暖を取りながら早めの夕ご飯 濡れた体も温かく夜更けまでの談笑に 疲れも忘れて心地良い 沢音の子守歌で皆早めの就寝 10日6時起床 →7時出発→あと数時間でポンプ小屋だ! まだまだ続く ゴーロ ポンプ小屋には10時には到着 小屋から眺める風景は遥か国師岳の錦模様 数十分で甲武信小屋着・・小屋の御主人徳さんと初対面!何だか嬉しい! ザックを下し甲武信岳頂上へ ああ来た やった!今我々が辿って来た沢に目をやりながら想いを馳せた。 そこから下山は木賊山→近丸新道→圧巻は川の渡渉が待っていた これには一番手古摺ってしまった・・ 皆さん この場面ではハラハラ ドキドキさせてしまって ごめんなさい(爆笑) 到着しました 15時過ぎ 西沢渓谷駐車場 ここでみんなと飲んだコーラが美味しかった 多分 ずっとこの味を忘れないだろう・・ 有難う!皆さん! 最後に田部重治の言葉で締めくくります 「私達が山に登るのは、つまり山が好きだからである、登らないでは居られないから登るのである、・・ 何故山に登るのか、好きだから登る。答えは簡単である。しかし夫で充分ではあるまいか。」 田部重治「日本アルプスと秩父巡礼」序文 記 大久保 |
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鶏冠谷出合で準備 |
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準備整い出発 |
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東のナメ沢・・・・大きい! |
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東のナメ沢で少し登って |
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コバルトブルーの淵 |
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魚止めの滝上 |
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テン場で焚き火 |
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2日目千畳滑にて |
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押さないで! 4段5段の滝↓↓↓動画です |
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いよいよ最後の登り |
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甲武信小屋のご主人“徳ちゃん”と |
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甲武信ヶ岳頂上より富士山 |
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甲武信ヶ岳山頂にて |
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