Omiya Alpine Club
山行報告
DATA CONTENTS
日付 2011/10/23(日)
宿泊 小海庵 古今亭
天気 晴れ時々曇り
メンバー 村上(L)、donna、薗田、沼田、I、kuri、眞野
歩行時間 5時間
アクセス 小海庵〜小川山〜佐久IC〜藤岡JCT〜所沢IC
Report by 【眞野】
Introduction
今年もOAC祭の季節がやってきた。例年の芦ヶ久保青少年センターから今回はyamayuriさんの40年来の友人柴田さんの別宅をお借りし、楽しく過ごさせてもらった。感謝です。前日の蓼科山は強い雨に見舞われ登山は断念し、ちょっとの不満が残ったが、観光に切り替え車山高原、八島湿原、蓼科高原を回ってきた。最後は八峰(ヤッホー)の湯で癒され、田中さん、小原さんとも遭遇し、小海庵(古今亭)へ向かった。鍋を囲み、自己紹介(突っ込み、イジリあり)やOACの活動に貢献している人を表彰しようという事で、豪華?な記念品も用意され、2次会では石倉さんの“山の歌”披露もあり、終始楽しく過ごさせてもらった。(山の歌をこのページの一番下に紹介してます)
yamayuriさん、オーナーの柴田さん、前日からきて準備して下さった皆様に感謝です。2日目は、小川山にマルチピッチ登攀の練習に行った。

                         八島湿原の草紅葉

                          小海庵の前で
【小川山・ガマルートのレポート】
マルチピッチの練習を始めて2回目のゲレンデ。小川山である。数多いルートの中の一つ、スラブ状岩壁で“ガマルート”マルチピッチ(8ピッチ)を登攀した。正直言って、クライミングジム、岩トレなどでの練習もせずにこんな所に連れて来てもらって大変恐縮である。そんな私を受け入れてもらって感謝しています。最終目標はやはり、本チャンをつるべで登り、その達成感を仲間と共有する事である。
 取り付きまでは駐車場から約10分。1ピッチ目の取り付きで準備し、まずは村上さんのリードでトップロープを張ってもらい練習した。
パーティ組合せは、
@村上(リード)、眞野(セカンド)、薗田(サード)、
Adonna(リード)、kuri(フォロー) 
BI(リード)、沼田(フォロー)
1ピッチ目(グレード5.8)
 スラブの表面は見た目よりもザラッとしている感じだが、あまりはっきりとしたガバがない。僅かな岩の傾斜が緩い部分と僅かな凹みなどを探して行かなければならない。時々ガバが現れるのでしっかりと安定するところも出てくる。トップロープなので、焦る事はなかったが、下を見たり、落ちる事を考えてしまうと弱気になってしまうのであまり見ないことにして登っていった。練習は支点からロワーダウンして終了。アプローチ靴をザックに入れてマルチピッチでこのルートのてっぺんまで登攀開始だ。練習と同じようには登って行き3パーティともスムーズに終わった。
2ピッチ目(グレード5.9)
 1ピッチの終了点から少し30mほど歩き取り付きへ。傾斜が増していて登れるか不安になる。村上さんのリードでの登りをしっかりと見て自分も真似しなければならない。中盤の右へ僅かにトラバースしてからホールドが見当たらない。少し上に立てに角度の広いV状の窪みがあるがそこに手と足を持っていければいいよなあと思いながら・・・・さあどうしようと考える。でも登っていくしかないので、落ち着いて一旦考える。指先でやっと大丈夫かな?と思うような不安なホールドを見つけ、後は足の運びを僅かな緩い部分を探して少しずつ上にずらしながら進んだ。何とか登ることが出来た。セルフビレイを再度教えてもらう。自分のメインロープをカラビナに掛けてインクノットで取る。長さが自在に調整出来るので、なるほどこれはベスト。少し薗田さん、donnaさんの登りを見ていた。薗田さんが登ってAのビレイを行う。
3ピッチ目(グレード5.8)
 薗田さんがAのビレイを行っている間、私はここで始めてリード村上さんのビレイを行った。口頭や動作などでは教わったが、実際は始めて。なんとかスムーズに出来たかな? 登りは階段状もあり比較的簡単に登れる。3ピッチ目を登ったあとは4ピッチ目は確保をして歩き。常に終了点ではセルフビレイを取る。忘れてはならない原則。また、メインロープは、最終点までは絶対に外さないという事もわかった。
5ピッチ目(グレード5.9)
 5ピッチ目の取り付きではAパーティが来るまで待つ。ここは、乗越がありルート一番の核心部である。そこまではさほど難しくはないが、たどり着くとしばし考え込む。両手をアンダーで持ち、足を突っ張りながら、考える。村上さんはすぐ上にいる。ニコニコしながら、もうちょっとだねと言ってくれたので、気持ちが前向きになる。ここも僅かに指がホールド出来る部分があり、左手奥にはわりといいホールドがある。問題は足だ。ほとんど置く場所が・・・・ない。僅かなへこみ、岩の質を微妙に観察し、足を乗せ体重をかけてみる。ずれたとしてもフォローなので落ちる事はないと思い、思い切って立ち込むと登ることが出来た。ここまでくれば安心だ。すぐに長いセルフビレイを取って後組の登りをしばらく見学していた。kuriちゃんが乗越を突破したところで6ピッチ目。ここは確保して歩き。
 7ピッチ目(グレード5.4)
ルート終了点までほぼ歩きに近い登り。ここはスムーズに登り終了。一挙に高度感が増し、周りの景色も一望で紅葉も見頃でなかなかいい。こういう岩壁で見る景色は、また縦走で見る景色とはまた違う。
 8ピッチ目(懸垂下降)
懸垂下降50m弱。垂直の岩壁から見る地面は遠く見える。周りの景色も手伝い“目がくらむ”とはこの事。高所好きな私も少しは緊張する。ATCでの懸垂下降はやった事がなかったので私はエイト環を使い懸垂した。無事に全員が地面へ到着して終了した。最初の取り付きに10分ほど下り片付けて10分歩き駐車場へ到着した。
 【復習】
  ・僅かな窪み、緩やかな部分で体重を掛けて登る
  ・諦めない気持ち+焦らない気持ち
  ・セルフビレイの方法(ほぼメインロープ使用)
  ・歩きなどで先に行く場合は、ロープを引き上げておく
  ・スムーズなロープワーク+効率的な行動
 マルチピッチ登攀の場合特にパーティが多い場合は時間が掛かるので、各々が先の事も考えて行動しなければならない。ボーっと立っている事が無いように、常に何をしなければならないかを考え、それをスムーズに出来るように練習を積んでいく必要がある。理屈では簡単だが実際にはなかなか難しい。実際の練習を積み重ね体で覚えていく事が一番大事だろうと感じた。
 マルチピッチ登攀は、面白い!楽しい!達成感がある!それを仲間と共有する事が嬉しい!
皆様、今日はありがとうございました。

1ピッチ目 Jun&Akira

1ピッチ目 kuri

2ピッチ目 Akira

3ピッチ目 kuri

3ピッチビレイP

3ピッチ目 Iss登攀開始

5ピッチ目 この先にルート核心部あり

5ピッチ目 核心部がやや見え 村上さんが見える

先、懸垂下降点にAkira

@パーティ Jun&Akira 村上さんは下降中

donna&kuri 下降終了点を覗き込む

高いところはお好き?

kuri&donna 準備中

終了点まで50m弱
石倉さんがOAC祭2次会で披露してくれた幾つかの山の歌をご紹介します。悲しい唄だったり、若い人はとっつきにくかったりしますが、歌詞をよく聞いてみるといい歌が多いと思います。皆さんもいくつか覚えてはいかがでしょうか?          ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓