Omiya Alpine Club | |||||||||||||||
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Report by 【田中】 赤岩尾根は、好天に恵まれ、ルートファイディング、岩登り、藪こぎと大変楽しい山行だった。今回の定例山行は、八丁尾根から両神山を登る一般ルート、赤岳尾根を縦走し八丁へ降りるルート、そして赤岩岳正面壁を登るバリエーションルートと3班に分かれての実施となった。その中の赤岩尾根ルートをレポートする。 ★廃墟の街から登山開始 前日夜、秩父槍ヶ岳登山口に前泊した。真野さんが持ち込んだギターで山歌を唄いちょっとした宴会になったことで、就寝は1:30すぎ、6:00起床、やや二日酔いという情けないスタートとなった。(不肖ながら飲みすぎは田中だけです。(^^;)) 車で小倉沢沿いの空きスペースへ駐車、赤岩Aチーム、石倉、yamayuri、瀬下、真野、田中の5名で7:30出発。赤岩峠までの登山道は、廃墟となった街(というか集落)が起点になっている。古い住居、アパート、店らしき建物にはまだ生活感らしきものが感じられる不思議な空間。そこから登山道にはいっていく。 赤岩峠までは一般道で8:30に到着。 ★展望最高の赤岩岳 赤岩岳までは少し岩登りがある程度で、9:10到着。天気予報が良い方に外れて、快晴、微風、小春日和の日差しの中、北に目を転じると上州の山々の向こうにひときわ大きな浅間山の雄姿、そしてその左に見える真っ白の遠景は、北アルプス。稜線の形をみると左から穂高や槍などが伺える。正に最高の展望だ。 ひとしきり記念撮影をした後は、ハーネスを装着。ここでパーティの先頭を任された。続いて小山さん、瀬下さん、石倉さん、眞野さんの順。ルートファインディングをしながら岩場へいざ突入! ★核心部は1580m峰の手前 名前がないのが不思議なくらい見事な岩のピーク。ここの岩ではなくて、この直前にある切れ込んだ岩面のトラバースが本日の核心部となった。ロープが残置されているが、できれば使いたくない。しかしホールドが少なく足を伸ばすのも一苦労。おまけにロープにザックが干渉してさらに動きにくい。汗をかきながらも突破。このあとは石倉さんのアドバイスで右方向へ上るだけ。ピークにあがると、嘘のような快晴と展望。気持ちがいいですねぇ。 ★P4で追い越され P4頂上付近で、後ろから赤岩Bチーム布村、小川、正田のパーティに追いつかれた。Aチームは、僕が足を引っ張りのんびり縦走、Bチームは先鋭部隊なのでスピードは違うが、あっさり抜かされてしまうのは情けない。とはいってもしばらくはBチームの声とふみあとを頼りに歩けばよかったので、ルートファインディングは楽してしまいましたが。(^^;) ★P3-P1そして八丁峠 P4以降は、岩場と藪の中をアップダウンする繰り返し。時おり、間違えて誤ったふみあとをたどってしまったこともありましたが、すぐに引き返し正しいルートで12:55八丁峠に到着。ハーネス類を片付けて、一般道を下り、上落合橋登山口へは13:30に下山した。 ★赤岩尾根はバリエーション入門編 この季節は木の葉が落ちているので展望が良く、常に両神山が見通すことができて、コンパスを使うまでもなく方向迷いすることはありませんでした。念のためにハーネスをつけて歩きましたが、結局、ザイルのお世話になることもなく、トラバースが難しかった箇所以外は危険は感じませんでした。 とはいうものの、雨で岩がぬれたら、ガスや木の葉で展望が悪かったら、と考えると初心者だけの山行はお勧めできません。入門編といえども経験者と一緒にいくことをお勧めします。 ★おまけ:真野さんお疲れ様でした OAC歴3年と5ヶ月、岩山に雪山に、そして素敵なOACのHPを担当していた真野さんが今回の定例山行を最後に(実質はもう一回いくそうですが)OACを退会することになりました。山行後は、上尾のレストランでささやかなお別れをしました。 真野さん、お元気で! |
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赤岩峠 |
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赤岩岳頂上 |
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岩稜を行く田中さん、yamayuriさん |
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1583mピークへは右のルンゼを急登する |
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慎重にトラバース、田中さん |
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トラロープを使わないで登る |
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瀬下さんに続くyamayuriさん |
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楽しそうなyamayuriさん、後に続く眞野さん、正田さん |
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追いついたBパーティと |
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チムニーは狭くやっと抜ける |
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今日の一番険しい岩場 |
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1P頂上は、展望が最高@ |
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1P頂上は、展望が最高A |
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八丁峠まではもうすぐ |
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頂上でもう一枚 |
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歩いてきた赤岩尾根を振り返る |
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八丁峠コース登山口へ到着 |
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