Omiya Alpine Club | |||||||||||||||
|
|||||||||||||||
Report by 【I】 城山登山口に駐車してから20分ほどして取付に到着。 南壁のため日当たりがよく絶好のクライミング日和である。 連休ということもあって混んでいるのではと思っていたが、10名程度しかいなかった。 今回のお目当ての初「バトルランナー」である。2パーティー待ちとなった。 アップも兼ねて「アナザステップ」をやることにした。朝一ということもあって 体の動きも悪く感じたが、なんとかフォールせずに済んだ。 一息入れていると、1パーティ目が1Pを登り終えていたので、準備を整えて いざ!トライ! 【1P(とんとん拍子)】リード:他 下からの感じでは、終盤の外傾箇所意外は問題なさそうな感じである。 早速、パートナーがリードしていく。無事ビレイPまで到着。 と、思いきやそのまま登っている。あれ?と思ったが、後で話しを聞いてみると 本来のビレイPではまだ先行パーティーのセカンドが居たり、別ルートで登っている人達の支点もあったり したため、そこから少し上の木でビレイすることにしたようだ。 フォローでトライ開始。 下部では手も足も落ち着いて探せば問題ない、予想していた外傾箇所もクラックちっくなホールドを ガバ持ちできればば、さくっと乗越し可能である。 【2P】リード:I このルートの核心ピッチである。 鎌形ハングを超えられるのか、不安と緊張でいっぱいだった。 ハングまでの垂壁はきちんとホールドがあるので落ち着いて探せば問題なかった。 そしてハング手前の支点で一呼吸おく。 上を見上げハングを見ると更に不安になった。 考えても仕方がないので「よし!やるぞ」と気合を入れる。 アンダーで保持しつつ、ハング越え付近のプロテクションにクリップ。 カチ持ちしながら上部のガバホールドを探すがスローパーっぽいホールドしかなく、そのホールドで支えつつ 右足ハイステップで体を上げようとしたがうまくあがらず、あたふたしているうちにパンプしてしまい あえなくフォールしてしまった。 思わず無念の声を出してしまったが、とりあえずハングを超えないと先へ進めないのでムーブを考えながら 試行錯誤した。 カチを持ちつつ足を上げその上部にあるポケット気味のホールドに気付きハイステップで乗越すことができた。 ハング上部2m付近にビレイPがあるので一段落。 後ろを振り返ると狩野川と町並みの展望がよかった。 ムーブがすっきりしないので、ローワーダウンして練習したかったが、先行パーティーがラペルしてきたので 断念してビレイ準備にとりかかる。 【3P】リード:他 先行パーティーは3P4P繋げていたので、そのまま自分がリードしようとしたが、パートナーがリードしたいとの ことだったので、ピッチをきることにした。 ホールドはガバばかりなのでやさしい垂壁だった。 多少ランナウトしているので油断禁物。 【4P】リード:I 3P同様、スタンス、ホールドともしっかりしているので落ち着けいて登れば問題なし。 4P終了点からラペル開始。ハング上部と中間テラスできり3Pで終了。 鎌形ハングOSすることはできず悔しさは残るが、念願のバトルランナーを登れることができたので ひとまずはよしとし、近い内にリトライを誓った一日だった。 |
|||||||||||||||
1P |
|||||||||||||||
2P鎌型ハング |
|||||||||||||||
2Pより町並みを見る |
|||||||||||||||
3P、4P |
|||||||||||||||
南壁全体 |
|||||||||||||||